着物展とパンダの島草履 | 手作りひよちゃん

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手芸、三味線、旅、食が大好きなカービング(石鹸、果物、野菜、キャンドル、島ぞうりの彫刻)講師(カービングY主催)のなんてことない日常。
髑髏のアイコンは石鹸を彫ったものです。
よろしくお願いいたします。

  

門前仲町駅4番出口からすぐの

カラオケバー熊猫(パンダ)

(江東区門前仲町1-5-6渡東ビル地下1F)

明るく、爽やかな美人ママさん二人が

白黒で統一された清潔感溢れるお店を経営しておられます。

 

音痴だけど、また、唄いに行かせてね~♪

ちなみに、フォント、唄ったり踊ったりしてるパンダは、お店の看板キャラクター。

タンバリンとマラカスを持つパンダだけ、ひよこのオリジナルです。

 

さて、パンダつながりで⁉︎

上野の 東京国立博物館の

特別展 きものK IMONO

300着もの着物、すんばらしかったです。

小袖が下着であった鎌倉時代から、その後、表着となった室町、江戸、現代までの着物総歴史。

眼福!眼のお正月!

 

初期の幾何模様→自由大胆なデザイン→刺繍、鹿の子など染の技術の進歩 に感嘆し、

京都・島原の太夫の見事な打掛、簪に魅入られました。

こちらは徳川家定に嫁いだ天璋院・篤姫のもの(葉書より)

格子の藤・蝶を織り込んだ緑の地模様に、

雪のつもった竹林の中を天璋院が好きだった雀が飛んでいます。

江戸城無血開城の一端を担い、徳川の人間として堅実に最後まで生きた天璋院らしい着物だなあと。

織田信長の陣羽織。

黒い部分は鳥の羽。

ダウンジャケットの最先端ですね。

ぎょぎょぎょっと目を惹きました。

うつけと言われた意味がわかったような。。。

岡本太郎画伯デザインの着物。

天才が作った着物は、こうなるんだ~!

帯がちょっと好みでありませんでしたが、着物は、斬新、艶やか、迫力。

 

きもの展 あと8日間ですが、ぜひ!!

 

ちなみに 東京国立博物館には、他にも楽しい展示・建物がいっぱい。

広い敷地内に沢山の建物があるのですが、

この建物自体が芸術。

 

本館には、有名なる縄文土器、弥生土器、埴輪、土偶が展示され、

宝塚大劇場の次に大好きな大階段も自由に昇降できますよ。

お土産グッズも充実です。

 

そうそう、写真を撮り忘れましたが、東洋館も外せません。

昔、イケメン見に行こう!と友人に連れてこられたのが、ここでした。

インドのシュッとした仏陀がみられます。

法隆寺宝物館

今はコロナでしまっていますが、

ここでご飯を食べるのが、大好きです。

ちなみに、法隆寺展と銘打たれたら、わんさか皆様が集まるような仏像や装飾品があり、

今回は、素晴らしい木の祭事用仮面が展示。

この大きな大きな門は「黒門」

旧池田藩の門ですが、赤門くらい有名になってもいいのにな~。。。

 

と、東京国立博物館、1日遊べます。

今回、「特別展きもの」での長居はご迷惑かと平成館はさっさと出て、

他の館をゆっくり、ゆったり拝観させていただきました。

( 他はガラガラで、学芸員さんのみの館も。

もったいない。。。)

9月に、表慶館で工藝の展示があるとか。

こちらは、展示のある時しか入れないので、楽しみです。

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追記

天璋院篤姫の着物にちなんで、邦楽俗曲を一つ。

 

裏の背戸や

 

1、   裏の背戸やに ちょっと竹植えて 竹植えて

雀くるように 竹植えて 雀とまらかして おチュチュのチュ

チュッチュチュチュチュチュチュチュ チュッチュッチュッチュ

2、   裏の背戸やに ちょっと柿植えて 柿植えて

烏のくるように 柿植えて 烏とまらかして おカカのカ

カッカカカカカカカ カッカッカッ

 

※背戸や 裏口のこと

かわいい歌ですが、これ、1番の雀と2番の烏で、調子(メロディー?)が違うんです。

これもまた、邦楽の洋楽の違いのひとつかな。