迎賓館・赤坂離宮 | 手作りひよちゃん

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手芸、三味線、旅、食が大好きなカービング(石鹸、果物、野菜、キャンドル、島ぞうりの彫刻)講師(カービングY主催)のなんてことない日常。
髑髏のアイコンは石鹸を彫ったものです。
よろしくお願いいたします。

前回に続き、天狗のソープカービング。

ただし、鴉天狗ではなく、今回、大天狗様です。

 

昨年のことですが、両親と国宝、迎賓館・赤坂離宮へ行ってまいりました。

初めてこの門をみたときは、

「 まるでお城へつながる門みたい!!」

と、感激したものですが、当時は、一年に数日、予約制で拝観ができるのみ。

ずぼらな私は、はなから見学をあきらめておりました。

 

が、今は、和風別館「游水亭」のみ予約必要で(それもWebという気楽さ)、

お庭や本館?は、予約不要。

ありがたいことです。

 

てっきりこの門から入るものと思っておりましたが、来賓でない庶民は、横から入るとのこと。

入ったら、荷物検査があり、

まあ、拝観者の平均年齢が高いこともあるのかもしれませんが、

空港のようにはいかず、なかなか手間取っておいででした。

 

が、そちらを通過すると目の前に現れたるは、

ロマンチックな建物。

そして、ぐる~っと回ると、

 

まさしく、お城でございます!!

水の貴重なヨーロッパで富の象徴となる噴水には、

鷲の上半身にライオンの下半身をもつ「グリフォン」が4頭。

 

と、自由に、お庭を散策していたら、「游水亭」見学のお時間に。

和風別館「游水亭」は、説明つきで、館内を案内していただけるんです。

建物の前には、色とりどりの錦鯉の泳ぐ池が。

( 本来、設計士谷口吉郎先生は、水盤を置くつもりが、

角栄氏の鯉をいれよ?で、池になったとか。)

で、ここに水を配置した設計士の意図は、ゆらぎ!

今、建物のガラスに、池に反射した光が部屋まで、差し込むんです。

( 冬ほど、光が伸び、キラキラ。キラキラ。)
左の木の向こうは、茶室です。

中は写真禁止だったので、外の風景をば。

国宝級の盆栽でございます。

これを来賓が来るたび、二つ選んで飾られるそうです。

そして、お水はホースによる自動排水。

こういったお話を立て板に水のごとく、素敵な案内の女性が説明してくださいました。

予約はいるけど、これ、おすすめです!!

 

30分ほど、案内を受けたでしょうか。

大満足で出たのちは、本館へ。

こちらも写真禁止なので、パンフレットのお写真です。

ほんとに、このまんまなんです。

ヨーロッパに行かんでも、こんな傍にお城があった。。。。

 

大きくはないですが、お部屋の豪華さは、ほんとに、すんばらしいです!!

でも、ヨーロッパそのまんまでもないんですよ。

壁には、神戸を代表する画家 小磯良平さんの大きな絵が飾っていて、

テーマはヨーロッパなのですが、日本の香りがしました。

こちら、最初の写真の門からみた風景です。

過去には、昭和天皇、平成天皇が一時期お住まいになられ、その後、

国立国会図書館、東京オリンピック組織委員会などに使用され、

昭和49年からは、国賓、公賓の皆様が宿泊され、要人と会談し、

晩餐会も開催され、外交活動の舞台となっている迎賓館。

こちら、東京観光の際に、いかがでしょうか?

おすすめです!

本日のカービング、大天狗様。

壁に描かれている七宝焼きのお花は、日本の物でした。

ならば、お庭の「グリフォン」のかわりに天狗様に佇んでいただきたかった!

と思うのは、私だけのようで。。。

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