【映画43】ステキな金縛り | なんのこっちゃホイ!

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強行軍のオーストラリア出張から、息も絶えだえに帰国して、爆睡出来るかと期待したのだが、そもそも家に帰ってきたという嬉しさのためか、夜はなかなか寝付かれなかった。ちょうど、遠足の前の日の興奮と同じようなものだ。

明けて日曜日の10月29日、オーストラリアから予約しておいた、ステキな金縛りを妻と鑑賞した。予約しておいたので、エグゼクティブシートにアップグレードされていたのだが、何とこの日は満席で、既にチケットは完売とのアナウンスが。この映画館であれほど人が入ったのを見たことがなかったが、確かに満席だった。恐るべし、三谷幸喜!

映画については語るのもバカバカしいような内容なんだ。
女性が殺される冒頭の場面で、観衆は誰が犯人であるかを知っているわけ。だから興味は、どうやって探偵役が真犯人にたどり着くかに絞られるわけ。

警察の調査により、殺された女性の旦那が犯人として逮捕され、裁判にかけられる事いなったが、その弁護を担当するのが、深津絵里扮する弁護士だ。依頼人の無罪を主張するためには、依頼人が供述した、「その日、その時間は奥多摩にある旅館の一室で、かなしばりにあっていた」と。こうなったら、その金縛りをかけた落武者の幽霊を連れて来て、証人席に立たせるしかない。

これがドタバタの始まりだ。

役者がすごい。現代日本を代表する役者がチョイ役も含め次から次に登場する。三谷幸喜の実力の成せる技だ。絶対にお奨めします。