セベ・バレステロスゴルフクラブ (茨城) | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

$これでいいのか!?こんなことでいいのか!?

10月1日(土)、雨が疑われたが、茨城のセベ・バレステロスゴルフクラブで、事業部長杯が開催された。雨が一粒でも降ったら俺は行かないと言っていた、肝心の事業部長であったが、雨が持ちこたえたため、こわばった顔で参加となった。

一言で言うと、難しいコースだと思った。短いホールには、無数のタコ壷バンカーが配されていて、2打目のミスを許さないし、1打目もスタイミーであったり、谷があったり、傾斜があったりで、正確に狙った場所に置いて行ける技量が必要だ。そんなものが、もとよりあろうはずもなく、ここ数年で最悪のスコアーをたたいてしまった。誰のせいでもないのである。事実、そんなコースでも84なんてスコアーで回り、優勝した人もいるし、80台で回った人が、24人中で4人もいるんだ。やっぱり、腕なんだと、当たり前のことを再認識。

そもそも練習もしないのであるから、技量が上がるわけもなく、なんとなく100近辺でいいやぁ~とか思っているんだから、成長などするはずがない。今回の結果をうけて、すこし練習しようと思ったのでした。それほど、ショックだったということ。

$これでいいのか!?こんなことでいいのか!?

僕が夢中でゴルフをやっていたころ、セベが大好きだった。いつも大柄で、のしのしとフェアウェーを歩き、グリーンは常にピンしか狙わない。高い球も低い球も打ち分けられて、勝った時の笑顔は最高に人懐こく、本当にすきだった。残念ながら、2011年5月に亡くなったが、この時代の選手は今でも目に浮かぶ。ニック・ファルド、カーティス・ストレンジ、グレッグ・ノーマンなんかだろうな。マスターズ、全英オープン、全米オープンというメジャートーナメントでは、この内の誰かが優勝に絡んでいて、まさに死闘を繰り広げていた。グレッグ・ノーマンが放つ、マスターズでのサンドウェッジのショット。残り100yという距離を、サンドウェッジを目一杯開いて、フルスイングするんだ。どう考えても、彼の飛距離からすると強すぎると思われたボールは、手元からほぼ真上に打ち出され、鏡のグリーンとよばれたオーガスタのグリーンに真上から突き刺さる。すごい!あんな球が打ちたい!もちろん、打てるわけがないんだが、今でもショートアイアンは、なるべく高い球を打とうと思ってはいるんだ。

$これでいいのか!?こんなことでいいのか!?

こんな写真がクラブハウスに飾ってあった。これは素晴らしい写真だと思ったので、パチリと頂いてきた。左はセベだ。そして右のシルエットは、ニック・ファルドだろう。試合は恐らく全英オープン。日が暮れる前の夕日の中で、互いの健闘を称え合って握手している。素晴らしい写真だと思いませんか?
この写真のほかに、こんなに心を動かされたのは、映画「ガメラ」でギャオスが東京タワーに止まり、夕焼けのシルエットになっている写真かな。ははははは

まぁ、今回はコテンパンにやられましたが、機会があればまたやりたい。ちょっと遠いので、そう簡単には行けないけれど、機会があればぜひ。

ゴルフ場は空いていて、スタートが遅かったこともあったのかもしれないが、僕は1組目で前は誰もいなかった。ゆっくりゆったりプレーできるはずだったのに、それどころではなかった・・・

スタッフの教育は行き届いていて、とっても礼儀正しく、笑顔を忘れない。いいゴルフ場だと思った。