日本の貧困率はドベから4位!? | なんのこっちゃホイ!

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世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。


これでいいのか!?こんなことでいいのか!?


驚くべきニュースが新聞に載ったので、国民は驚いたんじゃないかなぁ~。我々日本人は、終戦後の復興期から汗水垂らして必死になって経済復興を果たし、そして世界の経済大国の仲間入りをし、GDPはアメリカに次いで世界2位、国民は1億総中流と言われ、大平総理ですら「ぼかぁ~中流だな」と言わしめた、世界に冠たる経済大国である。


そんな日本の貧困率が、OECD加盟国中、イランやメキシコについで、ドベから4位ってのは、どういう意味?貧困率比率が14.26%って、そんなに貧しい国になっちゃったの?ねぇ!?


いいのか!?

こんなことでいいのか!?


とお怒りの貴兄へ。


ちょっとまった!パー


よ~く読むとこれ、「相対的貧困率」って書いてあるぞ。なんだそりゃ?

そこで調べてみたら、まず国民の可処分所得ってのを割り出して、その真ん中の値を取る。つまりまぁ、平均的な可処分所得って意味ね。それの半分以下で生活している人の全人口に締める割合を「相対的貧困率」というのだそうだ。なんだか、分かったような分からない話?そう。

可処分所得は、一人の人が手に入れる、全ての収入から所得税や年金等、本人の意思に関係なく差し引かれる経費を引いた正味手取りの金額のこと。その名の通り、勝手に処分してもいい金額ってことね。


しかしちょっと待ってよ。

比較的裕福で、ものが何でもそろい、ライフラインは整備され、100MBなんて超高速のブロードバンドが走り、アナログ放送は強制的にストップさせられても、プラズマTVがバンバン売れてるような裕福な国Aと、インドのように年収18万円以下の人が50%以上を占めるような国の貧困率を一律で考えてもいいのかな?


だからこの、「相対的貧困率」ってのは、「社会の収入格差の度合」ってことじゃないでしょうか。


プロ野球監督生活最後の試合に負けて胴上げしてもらって「仕事くれ!」と叫ぶような、年収億円クラスが国民の数%いて、その次に、数千万円稼ぐ雇われ社長やら官僚なんかがいて、そこそこトップ層が厚いとすれば、中流階級の所得もそれなりにあるということになり、その半分で生活している人でも、年収157万円はあるとする。これには色々とあって、家族で暮らしている人もいれば、一人暮らしの歌手を夢見るおねえちゃんもいるだろうし、母子家庭の母親なんてのもどっさりいる。でも、157万円の年収が貧困かというと、先に書いたように18万円以下が人口の半分なって国もあるから、どうやらこれは貧困とは関係なくて、格差の問題だと分かる。


明日から浪人で、仕事くれとTVでぼやく億万長者のおっさんやら、渡りでたんまり退職金をポケットに入れちゃったオジサンたちと、全体の4分の1の収入しかない人の差がこれだよね。だから貧困率の数字が上がればあがるほど、格差が増大しているということでしかない。


何で今更、長妻のおっさんがこんな数字を引っ張り出して公表したのか知らないが、どうせ知らせるなら、ちゃんと知らせないと、国民は益々びびってしまって、民主党様を崇めたおすようになっちゃうじゃん!


いいのか!?

こんなことでいいのか!?



だが、それはそれで問題である。日本の社会主義化に血道をあげずに、格差是正の政策を考えて実施してほしいもんだ。


ついでに言うが、おい!亀井!

いつもでかい顔して総理大臣の隣に座っているようだが、勘違いしないでくれよな!

お前なんか、誰も選んでないんだぞ!国民が選んだのは、民主党なんだ。

理由はわからんが民主党が選んだだけなんだぞ!もっと国民に礼節を持って接せよ!!


おこるぞ!しまいにはよ!