大分前に書いた記事を上げ忘れていることに気づいたので、今、アップします。
会社帰りに神保町まで歩く。大体、朝は体の為に歩いてるんだが、いつも気になるラーメン屋がある。何となく薄汚れた感じなんだけど、野生の勘が、食べてみろと騒いでいた。
お店に入ると、妙にテンションの高い中国人小姐が、不必要にデカい声で、「一番奥のカウンターどうぞ!!大盛しますか?無料ですよ!!」と叫ぶ。無論、普通盛りを注文。ラーメン大盛なんて、オヤジには有り得ない。
店内には、雑誌に紹介された時の記事の切り抜きや、テレビに出た時の写真なんかが貼られている。概ねキャッチは「学生の味方、大盛無料」とか「ありえない!!卵が無料で食べられる!!1日500個まで!!」なんていう、安い、お得、無料のアピールばかり。ラーメン激戦区である神保町で、これでいいのか?不安がよぎる。
食券販売機の前に立つ。なるほど、安い。ラーメン390円。ラーメンと半チャーハンで450円。これじゃ、味は期待できないと、寂しい気分に。
気を取り直して、味噌ラーメン480円に挑戦。待つことかなり。どうやらバッチで作っているらしく、僕のラーメンを作っているとは思えない。何人かのお客さんが注文を終えると、一気に作り始める。工場じゃないんだから、これで生産コストが下がるとは思えない。
味はまぁ、可もなく不可もなく。ニンニク入れたら、食べられる味になるね。東京電機大学の学食だな。野生の勘も、廃れたもんよ。