やってくれました!北島君! あんたは偉い!
前半の50mは、どうなることからハラハラしていました。柔ちゃんの例もあったので、ドキドキしてしまいました。しかし、あれはタダのフェイントであったのですね?ターンしてからのもの凄い泳ぎに驚きました。動きはゆったりしているのに、すっごいスピードで頭一つリードしてゴールイン!世界新記録です!ついに平泳ぎでも59秒を切る時代がやってきたのです。
さらに、あのTシャツは素晴らしいじゃないですか!
「泳ぐのは私です」と日本語と、英語と中国語で書いてある。そうですよね、水着がかってに泳いでくれるわけではないのですね?大した自己主張です。感動しました。
今年のオリンピックは、案外メダルは多く取れないかもしれませんね。柔ちゃんの銅メダル。本人の落胆もそうですが、周囲の落胆も大きなものがありました。反則で負けるなんてのは、近代柔道の特徴的なものでしょうか。ある解説者が、「もう、あれは柔道ではなくJUDOですね。あれじゃ、柔道ではありません」と言っていました。その通りだと思います。「柔良く、剛を制す」は、組み合ってこそのものです。組み合うのを恐れるあまり、まるでボクシングのジャブのように、小刻みに相手の道着に触れているだけでは、柔道にはなりません。やっぱりしっかり組んで、技で勝負を競って欲しいものです。だから「はじめ!」の号令の前に、一礼した後、しっかりと組合い、その状態で「はじめ」をかけるというルールはどうでしょうか?
なんにしても、「金でなければならない」というのは、ちょっとおかしい。世界中の強豪が集まり勝負するのです。それでメダルを取るんですから、それは色に関係なく立派なことです。柔ちゃん、おめでとう!試合後翌日の記者会見、世界中のメディアは「柔ちゃん引退」を期待していたのではないでしょうか。まさか、息子の発熱を記者会見で発表するとは思いませんでした。今回はちょっと元気のない試合ばかりでしたが、やっぱり柔ちゃんの柔道が見てみたい。引退なんていわないで欲しいと思います。
オグシオは残念ながら敗退してしまいましたが、新たな若いパワーが出現しましたね、バドミントン。強豪中国を逆転で破りました。もう、あれは粘り勝ちというか、相手のイライラを誘い、疲れを待って一気に勝負を決めました。よくやったと思います。メダルが取れたらそれにこしたこはないですが、よく頑張ったと思います。
開会式で、巨人の足跡を模した花火が、天安門広場から鳥の巣まで、一歩づつ打ち上げられていました。ところがあの足跡花火は、実はCGであったとのこと。驚きました。さすがに偽者大国です。世界中のメディアや視聴者までも見事に騙してくれました。聞けば、演出は映画監督であったとのこと。なるほど、CGを使いたくなるわけです。そういえば、ワイヤーアクションもふんだんい盛り込まれ、聖火も空を飛んでました。
今回のオリンピックは隣国で行われ、お祭り好き、スポーツ好きの日本人が大挙して北京に押し寄せるかと旅行業界は大いに期待していたようですが、すっかり「あて」が外れてしまったようです。増えるどころか、中国向けの旅行者は前年対比で56%も減っているそうです。つまり、半分以下です。その原因はチケットにあるようです。中国のオリンピック協会では、700万枚といわれるチケットの75%を中国国内に割り当てたせいで、外国では大変なチケット不足に陥ってしまったようです。普通の国は、50%づつにするそうですが、何故中国は75%ものチケットを国内に割り当てたのでしょうか。国威発揚がオリンピックの目的の一つであることは否定しませんが、それにしても国際感覚に欠けることではないでしょうか。中国人の特徴は、「強欲で浅はかなこと」とひどことを言った評論家がいましたが、今回はちょっと浅はかであったかもしれませんね。
中国人を「嫌いだ」と答える人の数が増えているようです。でも、日本人から見て不可解で、奇妙に見える発言や行動をして「嫌い」と言い切るのはちょっと違うのではないでしょうか。彼らは何も悪気があるわけではないのです。国家主席が日本を訪問し、日本の首相が中国を訪問し、共に開会式に参列しました。それにより、中国人が日本人を「嫌い」という比率は大幅に下がったそうです。しかし、現在でもわが社の中に「中国となんか、商売するな」と言い放ってはばからない人達もたくさんいます。確かに中国人の価値観は、日本人のそれとはかなり異なります。中国人のモラルも日本人のそれとは異なります。「上に政策あれば、下に対策あり」といわれるように、中国人は法の目をくぐり、官の目をくぐり、それが無理な時には、買収してでも自我を通そうとします。金儲けのためなら、何でもします。回収されたはずの毒入り餃子が、中国国内で横流しされ、中国人までが被害にあったそうです。その事実を日本政府は隠したということが問題になっています。やはり農薬は、中国で混入されたのだと証明されたと言っています。それより問題は、「健康を害する恐れのある食品」として、回収され隔離されていたはずの食品が、なぜ市中に出回ったのか、という点です。誰かが金儲けを企み、官と一緒になって金儲けのために横流しをしたのです。これがあるから、中国は怖くて安心していられないのです。