今日は帰国。
昨夜ハプニングがあった。昨日の日記に書き忘れた。
部屋に帰って熱いお茶が飲みたくなって、備え付けの湯沸かし器に水を入れ、スイッチオン!
バスッ!という音とともに、空調とTVが消えた。
何が起こったのかわからなかったが、何だかヒューズが飛んだみたい。
フロントに電話して、誰か来てくれるように要求した。
すぐにエンジニアが2名やってきた。対応の早さに驚いた。ちょっと前まで、中国でこんなこと頼んでも、誰か来るのは明日の朝であった経験が多くあったので、あまり期待しないで睡眠薬を飲んでしまったのだが、余りに早く人がきたので、感心して驚いた。ところがエンジニアがいわくには、TVと空調が消えたが、電気がついているのはおかしいという。つまりこの部屋のヒューズは一つしかないから、もしヒューズであるなら全部消えるはずだという。なるほど。で、俺はどうしたらいいの?
どうやら別のトラブルのようで、それは天井裏を見ないとわからない。ちょっと電話を借りるといってフロントと話している。そしてフロントがいうのに、申し訳ないが部屋を移ってくれないかという。空調が死んだので、暑いのは困る。それで、OKと答えると「不好意思(申し訳ございません)」といったのには、またしても驚いた。
中国人がこんなことで詫びを口にするのを見たのは初めてだ。大体の場合「私が悪いのではない。どうしても空調が欲しいというのなら部屋を変更するしかない。どうする!」と言われるのが落ちだった。
えらい変わったものだ。
で、部屋を移るために荷造りを始めたが、睡眠薬が効きはじめてフラフラしてきた。
エンジニアが「どうした?大丈夫か?」と聞くので「大丈夫だが、ちょっと薬を飲んだから・・・」と言った。ちょっと多分、言葉の選び方を間違えたのか、「医者が必要か、警察か?」と聞かれた。はははは
その薬じゃないって。
フラフラしながら部屋を移動。バタンと倒れて眠ったのが昨夜である。
そしてチェックアウトをすませて空港まで会社の車で送ってもらう。
大嫌いなJALがアップグレードしてくれていたので、ビジネスクラス。ところが、何故か経理部長はアップグレードされていなかった(多分、安い航空券だったから?)ので、大騒ぎ。「そんなに言うなら代わってやるよ!ボーディングパスを渡しなよ!」彼は同じ年の飲み仲間だったので、ため口で言ってやったら、黙ったので、そのままビジネスに乗ってやった。
機内のNHKニュースでは、昨日の中華航空の事故が大いにクローズアップされており、燃え盛り爆発する映像が写されていた。飛行機に乗っている者としては、あまり気持ちのいいニュースや映像ではない。CAもちょっと困惑気味。また、客もいらないことを言わなくていいのに「JALは大丈夫?整備ミス、多いじゃない?」なんていうものだから、ますますいたたまれなくなる。
定刻に到着、素早く通関してバスに飛び乗り家へ帰る。
妻が休みだったので、お風呂も沸いてたし、ご飯もできててうれしかった。