今日は午後、神田本社で会議であったので、昼に事務所を出発、神田到着して、はて昼飯どうしようかと考えた。社員食堂はもう食い物はないし、いつもの坦々麺はさすがに猛暑で食欲なく、立ち食い蕎麦で大好きな「小諸」は満員だった。ふと思いついて、昔上司に連れて行ってもらった、神田西口商店街「伊勢よし」の親子丼が食べたくなって行ってみた。
このお店は、夜は焼き鳥屋さんだが、ちょっと高級だ。
歴史を感じる店構えなんだが、お昼は親子丼を出している。
鳥はしっかり歯ごたえがあり、卵は濃厚な味で、出汁と卵が上手に絡んでいて、決して煮すぎていない。
フワフワでトロトロの卵に鳥がしっかり、熱いご飯と一口づつまぜて食べたら、もう最高である。ちょっとこんな親子丼は食べたことないなぁと感動しきりである。
カウンターや机の上には、こんな掲示が。
「親子丼のおいしい食べ方」と指南が書いてある。
まずは、親子丼が出たらどんぶりの蓋をちょっとあけて、真ん中の三つ葉近辺に七味をちょろりとふりかけ、蓋をする。それから3秒~5秒まって蓋をあけ、まずは出汁と醤油と卵と七味の渾然とした香りを楽しみ、端から少しづつ崩しながら食べて欲しい。決して、全部を混ぜるて食べてはいけない。香の物は、箸やすめに時々少しづつ食べる。決して、どんぶりに振りかけてはいけない」と書いてある。まぁ、御託ではあるが、御託を守ると守らないではやっぱり味が違うので、大したものだと思ってしまう。
もし近くへ行かれることがあれば、ぜひ食べてみてください。
本当に、美味しいですよ。