著者はスポーツマーケティングの第一人者で、主に全米プロバスケのチームマーケティングを担当している。
強いチーム=儲かるチームではない。
強いチーム=客が集まる(売上が上がる)チームではない。
何より大切なのは、チームの強弱ではなく、マーケティングの重要性であることを、具体的に説明していく。
・弱いチームであっても、必ずリーグである限りは、強いチームと対戦することになり、その試合を見に行けば、強いチームのスタープレーヤーを見ることができる。(顧客満足をどう作るか)
・常識を打ち破るマーケティングをやらねばならない
・販売コストより、売上を(Cost of Sales より Revenueを)と原文では書いている
阪神タイガースが一瞬頭をよぎった。
あれ程弱いタイガースだが、甲子園を一杯にするのは何故なのか。
なかなか興味深い本でした。
