5月22日(月) | なんのこっちゃホイ!

なんのこっちゃホイ!

世の中の、これでいいのか、こんなことでいいのかを描くブログ。そんなにしょっちゅう怒っていられないので、ほどほどに色々な話題も混ぜていきましょう。

朝から営業集めて戦略会議。
どうしても副支店長が新しい戦略に納得を示さない。
しかしここまで彼の戦略をやってきて、半年たっても売上が伸びない。
その責任はどう感じているのか。
今後、どのようにしていくのかを考えれば、彼の戦略が誤りであったことは明らか。
しかし絶対に非を認めないは立派と言えるかも。結論出ぬままに散会。
明日、再度集まることに。それまでに副支店長は事業計画を作ることを命じる。

しかし彼らにとって「計画」という2文字程苦痛なものはないようだ。
一般化して話すことは決していいことではないとは思うが、概して台湾人は「計画」ということが苦手なようだ。
日本人は計画を立て、実行し、結果を確認、問題を分析、更に計画を立てて進んでいくが、台湾人はかなり場当たり的だ。今何をするかは分かるが、そうしたらその結果、来月こうなるんじゃないの?こうなったら、どうするの?と聞くと「その時になったら考える」と大抵の人が答える。まぁ、大陸的(元々大陸の中国人だから)といえばそうなのかもしれないが、日本人から見たら「ええかげん」と写る。

で、来月になってやっぱりそうなって、「どうするんだ?対策はあるんだろうな?」と聞くと、別にないと応える。先方の社長に掛け合うとか言って出かけていって、「先方の社長は納得したから問題ない」と胸を張っている。交渉の世界なんだなぁ~、中国的だなぁ~と思ってよくよく話を聞くと、来月に問題を持ち越しただけ。こいつら、アホなんか賢いのか、よぉわからん!

夜、こないだからしつこい位に電話をかけてきていたスナックのママから泣きが入る。
「3日もお客がゼロでボースなの。ねぇ来てよ。あなたがくると、お客がくるから。タダでもいいよ」などとしつこく言うので、仕方なく9時から出かける。
確かに店はヒマで客はいない。店中の女の子が僕のテーブルに集まる。
おばんばっかりだ。これじゃ客はこないだろう。
2曲も歌ったころ、いきなり店のドアが開き、ご近所の某社長が入ってくる。「お!やってるねぇ。ママ!7人!」
ママは狂喜乱舞。女の子はみんな、某社長の席へ。
また2曲歌い、社長チームのカラオケが始まる頃、ドアがあき、別の日本人団体5人。
立て続けにまた3人組が来る。店は満杯。
7曲歌った頃には、別の団体の先遣隊がきて「ママ!5人で30分したら来るから席をお願い!」と若いのがいってる。しかし席はない。
仕方ないからママに会計を命じて席を立つ。

ママがやってきて僕に言う。「ほら!あなたは福の神よ!3日もボーズだったのに、今日は満杯!あなたは神様よ!」ということで感謝され、テーブルチャージは無料の上に、
ボトルを一本もらう。
なんとなく、宗教団体の利益の仕組みが分かったような気がした。

11時に帰って寝る。

福の神は、何故に自社製品を売れないのか・・・・
スナック儲けさせてもしゃあないやろう・・・