何となく、調子向上して来た、今日この頃です。
なぜ調子が悪くなった理由も判りませんが、良くなって来た理由も判りません。
今度の木曜に、メンタルヘルスクリニックの主治医の診察が有るので、そこで、どういう見解が出るか、それまでは、勝手に妄想や憶測をしないで、あるがままに居ようと思います。
さて、今日は日曜日なのに、お休みでした。
研修やら本部での会合などで、通常の休みの日の振り替えをしていたら、休める日が日曜だったのです。
簡単に言えば、学校が始まったアルバイト達が、一斉にシフトが組めなくなり、出勤できる日が、日曜に重なり合い、気が付けば、休める日が日曜だった、と言う所です。
今日が、娘は部活が休みでしたが、娘の所属している剣道部の部員の中に、同学年で、段位試験を受験している子が居て、その子たちの様子を見に行きたいと言っていたので、車でS市立総合体育館へと行って来ました。
ちなみに娘は、級試験で１級を取れなかった為、段位試験は受けれなかったのです。そして、試験を受けない子たちは、お休みだったと言う訳です。
着いてみると、すでに実技の試験は終わっており、筆記と”型”の試験を受ける事が出来るか、実技の結果待ちの状態でした。着いた時には、受験している子たちを見下ろす観客席と体育館の試験場とで、娘たちは会話をしていましたが、受験している子たちが、「下に降りておいでよ」と言われた娘でしたが、会場の雰囲気に圧倒されてか、尻込みをしていて、中々行く気にはなれなかった様ですが、自分が、「今の会場の空気に触れて来い」と、言って、背中を押して上げて、やっとの思いで、会場へと行きました。
娘の通っている中学校の剣道部は、代々強い部で有った様で、住んでいるY市の中では、常にトップで有ったそうです。しかし、娘が去年、中学へ進学して、剣道経験の有る友達に引きづり込まれて入部した時には、同時に入った子たちは、その引きづり込んだ子以外は、娘も含めて未経験＝初心者で、今春で卒業した３年生が抜けた事で、経験者３名・初心者５名となり、部としては、存亡の危機でも有り、市大会連続優勝の記録も途絶えると言う事となった様です。
ただ、積み上げられて来た歴史が有ったせいか、１年生の間に行った試合や遠征は、それまでと変わりなく続き、実戦は最高の練習、ではないですが、ただ優勝旗やトロフィーを返しに行くだけでなく、その試合には、”実力”で再び参加できる所で、踏み止まった様です。
但し、実戦と級や段は関係ない様で、今日の段位試験に参加した娘を引きこんだ経験者の子は別として、もう一人、娘と同じく未経験者で有った事が一人、１年生の間に１級になり、今日の試験に臨めたとの事ですが、同じ未経験者でも、試合で強い子は、娘と同じく、まだ２級で有り、どちらかと言うと、あまり試合に強くない子が、すんなり１級に合格し、今日の試験に臨めたとの事。ここが、剣道の面白い所かも知れません。
実戦で強くても、剣道のルール（筆記）や”型”や技術が良くないと、級や段が貰えないのは、何か、社会の縮図を見ている様で、大人になった自分にとっても、そういう事が、往々にして有ると思うと、苦笑いするしか有りません。
結果は、二人共初段の試験に合格し、うれしい結果となりました。娘も、試合と違う空気に触れた事で、何かつかめた様な所が有り、大変喜んでいました。自分も、何十年（？！）ぶりかの”剣道臭さ”に触れ、何となくリフレッシュした気分です。（ちなみに、自分が高校生の時に、体育で剣道が必須であり、又、水泳部で有りながら、プールと道場が隣り合っていたので、部同士の交流等で、ほんの少しは、剣道をかじった程度の経験は有ります。）
その後は、ファミレスで昼食を摂り、娘の買い物へと、車を走らせ、気が付けば、娘の運転手と化していました。
ただ、中学に娘が上がってから、剣道部に入部し、毎日の部活動や練習・試合・遠征と、こういう機会がばったりと減ったせいか、久しぶりの娘との時間が取れた様に思います。
これから、ますます親離れして行くであろう娘を思うと、うれしい気持ちも有りますが、寂しい気持ちも入り混じり、複雑な心中です。しかし、たまには、こう言う娘との交流も、もうあまり知らない・見れない娘の姿を見れる事で、娘の成長を知ると言うのは、貴重だと思う所で有ります。
また、こういう機会が有れば、行ってみたいと思う、そういう一日でした。