言いたいことを

言語化するのが

苦手なぼく


子供の頃に

もっと

本は読むべきだったと

今は後悔している


子供のぼくは

本が大嫌いだった。

何故だか解らないけど

架空の物語りが

とっても嫌いだったんだ


子供の頃に

家にあって読める本といえば

ほとんどが

いわゆる童話、民話のような

架空の創作物だらけだった

さいしょの導入部を読んでも

ぼくにはつまらなかった

この先まで読み進めたいとは

まったく思えなかった


唯一、ぼくが読んだ本は

科学図鑑や科学漫画だった

事実しか書いてないからだ


科学図鑑の未来空想にしても

1960年代、1970年代の

技術基礎の延長で語られた物

だったから読むことができた


子供時代のぼくは

同年代の子供とくらべて

スレた(冷めた)

子供だったと思う


幼稚園児の

友達の

「仮面ライダーごっこ」

が大嫌いだった

「くだらねぇ、

 クソみたいな遊びしやがって」

と4〜5歳そこそこの

ぼくは思っていた


タモリさん

の言っていた

「おゆうぎでキンキンキラキラ

 と踊っている幼稚園児を見て

   これは俺の居るべき場所ではない

 と感じ幼稚園へ通わなくなった」

に近いものがある


しかし

今にして思えば、

創作物を含め

もっと本を読んでいれば、

さまざまな人の

 「思考の言語化」

を取り込むことになり

自分の中に

さまざまな言語化の

バリエーションを

得ることができる

貴重な勉強なんだ


と、

大人になってから気づいた


まあ結局、今も

時間が無いとか

自分の理由をつけて

本は読んで無いんだけど