小学校4年生の

秋か冬

だったと思う

 

近所のコインランドリー

に洗濯機とは違う

派手なデカい箱

が置かれた

 

スペースインベーダー

 

当時も

テレビゲーム

といえば

ブロック崩し

は存在した

 

ボーリング場とかにある

エアホッケーと

大差ない感じが

あまり刺さらなかった

 

スペースインベーダーは

自分の主導で

自分の好きなように

 

動かして

撃つ

動かして

逃げる

 

全てが自分の意思で

思うように動いた

 

ブロック崩しの

待って

打ち返す

待って

打ち返す

 

とは

明らかに違った

 

  仮想現実

  バーチャルリアリティ

 

そんな言葉

1978年

当時は存在しなかった

でも

小学生

の僕は

瞬時に理解した

 

これは凄い事が起きる

と思った

 

・・・

 

同じこの頃

社会人だったり

大学生だった人達は

ゲーム機を開発し

その後

大成功した人が

たくさん居る

 

僕はまだまだ

子供だったから

その

「大波」には

乗れなかった