前出の「勘違い」の続き



僕は基本的に

人を信用しないというか


裏切られても仕方ない

と思うように

なっている


10代前半の多感な時期に

親が亡くなり

いじめられた経験から


「誰も救ってくれないんだ」


人生にあきらめ感

を持っている


だから

「いつ死んだって

 べつに構わない」

とも思う


積極的に死にたい

という

衝動ではなく

生きることに対する執着心

が無いので

あきらめているに近い


あきらめの思いが

精神の根底にあるから


「どうせ自分なんて意味がない」

「生きてるほうが迷惑をかける」

「誰の迷惑にならない方法で存在が消えるなら本望」


とまで思うことが常である


だから


誰かが優しく

自分を受け入れてくれる

なんて

自分の通常ルートでは無い

別ルートのクエストなのだ


優しく接してくれる女性

(=自分を受け入れてくれる女性)

に簡単に惚れてしまうのは


こういった精神の

「想定外」

が引き起こす錯覚なのだろう