ちょっと、ここでは徒然なるままに書きますね。
会社を辞めたい、独立したい。
そう語るサラリーマンの方は多いものです。
しかし、「不義理」をしていないかどうか
を判断基準としてみてはいかがでしょうか?
という私も、過去、サラリーマンでしたが
ある日、何者かの密告によって副業がバレて、
当時勤めていた会社の賞罰委員会にかけられました。
つまり「ルール違反」をしていたのです。
でも、ここでの不義理というのは
「会社の求めることを果たしてきたか?」
ということです。
賞罰委員会、普通に考えると、一大事です。
最適なタイミングというのは
トラブルの仮面をかぶってやってくるものですね。
でも、私は当時の社長から
「お咎めなし」で許されました。
なぜなら、会社にとって有益な存在だと
認めてもらっていたからです。
セールスとしては一定の成績を上げていましたし
会社にプレゼン大会では日本一の冠を
獲得していましたから、多種類の貢献は
していたと自分でも思っていました。
つまり、義理を果たしていたからです。
私を救ってくれて
大きな心で許してくれた当時の社長の言葉は
今でも忘れられません。
これは、当時の社長が、私にかけてくれた言葉です。
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今回の事は、なかった事にしよう。
お前、辛かったんだろう?
離婚のことも聞いたさ。
子供にも会えないんだってな。
辛かっただろう?
そんな時、人間は判断ができなくなるものだ。
しかも、お前みたいに優秀な人間なら
いろんなところから声がかかるだろう。
優秀な人間、有能な人間ほど
新しいことに挑戦したくなるものだ。
いや、そうでなければならない。
でも、会社の代表である俺がお前を
退屈させてしまったのかもしれない。
申し訳ない。
俺は、お前に期待している。
会社の幹部として育っていって欲しいと思ってる。
もちろん人生の決断は、お前がすることだ。
この先、いい話があったなら、
それに向かっていくのもいい。
お前が決めたなら、俺は黙って頷くさ。
とにかく、今は、辛いときだろう。
数か月、いや1年くらい辛くて成績が
あがらなくたって俺が面倒看てやるから
もし、辛くて頑張れなくても
会社にぶら下がっていたっていいさ。
俺が飯食わしてやるから。
だから、何も気にせずに笑顔でカラッと行け!
な、小川よ。
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あなたが、もし同じことを言われたら、どう思いますか?
そのまま、もはや適職ではないと気づきながら
不満を募らせながら、心ここにあらずでいたとして
その会社の社長の温かい言葉に、甘えますか?
あの時に、私は、自分の愚かさに気づきました。
だから私は、その社長を
裏切るわけにはいかなかったのです。
私は自分がどんなリスクを背負っても
覚悟して辞める決断をしたのです。
だから、何も自分にできることはなくても
稼げる何かをもっていなくても
~会社に辞表を提出したのです~
自分が独立したい。
人に遣われるのは嫌だ。
そんな理由だけで会社を辞めることだけは
絶対にしないでください。
経営者の立場や想いを理解して
惜しまれる存在として、会社に貢献をしてから
でない限り、それは「不義理」です。
「不義理」をした人でその後
成功した人を、私はみたことがありません。
会社を理解すること。
会社に惜しまれること。
会社に恩返しをすること。
経営者の気持ちがわからないのに
自分が経営者になって活躍できるはずがないのです。
それが、できたなら
次のステージに羽ばたいてください。
その時は、あなたに何か特別な能力がなくても
力を貸してくれる人が、周りにたくさんいるはずです。
最適なタイミングにおいて覚悟を決めた時にこそ
人生のミラクルは、
あなたの前に現れるものだと思います。
ただし、あなたの会社がブラック企業の場合は例外ですが。
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いよいよ8月に私の処女作
仮タイトル)
『社会のゴミ』と言われたボクだからわかる
人生を変えるコツ
が発売される予定です。
小説と自己啓発のハイブリッドのような
本になる予定です。
今後、先行で原稿の一部なども公開していきます。
よかったら、継続してご覧ください。
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クローバー出版 小川泰史