「歯ぎしり」や「食いしばり」 | smiledenのブログ

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連日の猛暑で夏バテ気味のとき、身体がだるいだけでなく、あごが重いと感じる人がいる。話すときも、食べるときも、なんとなく違和感があって動かしづらい。ひどいときには痛みまで走る。夏バテならぬあごバテ。こんな症状が、固いものを食べ続けなくても、ある日突然訪れるという。その影に潜むのが、上あごと下あごアゴをつなぐ筋肉や顎(がく)関節に炎症を引き起こす「顎関節症」。悩む人が増えているそうだ。

「ロータス歯科医院」(東京都江東区)の遠藤多加史院長が警鐘を鳴らす。

「人間の噛む力は、男性の場合、奥歯で60キログラム程度と言われています。女性の場合は、40~50キログラム程度。瓦焼きのように固いものでも、健康な歯であれば食べることができるのは、噛む力があるからです。しかし、最近、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをする人が増えています。四六時中、歯のみならず、あごの関節や筋肉に強い力がかかり続けるため、顎関節症になりやすいのです」。

寝ている間に、上下の歯をかみしめ、左右に勢いよく動かす。これが歯ぎしり。「グリグリ」「ギリギリ」といった音が出るものの、本人は睡眠中なので気づかない。睡眠中に何百回も歯ぎしりを続ける人もいる。一方、食いしばりは、上下の歯をグーッと噛みしめた状態。歯茎は、歯に強い力がかかっても、衝撃を和らげることができるのだが、グーッと噛みしめ続けるとあごに負担がかかる。いずれにしてもアゴは疲れるのだ。

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