今年の12月23日は土曜日でした。

クリスマスだし、ちょっと出かけようということになり、夫と2人で街に出かけました。

仕事をやめてからは、できるだけ平日に出かけるようにしてきたので、人の多い土曜日に出かけるのはホントに久しぶり。

 

ほとんどはウィンドショッピングでしたが、久しぶりに気ままな散歩ができました。大好きな洋食器のお店でしばらくお皿やマグカップを眺めて、店員さんと話し込んだり---。

子供たちが小さい頃によく来た通りなので、公園で遊んだこととか、子供向けの博物館に入ったこととかをどうしても思い出してしまいました。

 

散策中、歩道に立っている、とある二人組みが目にとまりました。地下鉄の駅から通りに出てきた辺りに、その二人だけが、まるで周りの風景からハサミで切り取られたかのように浮かび上がって見えます。「無料で聖書をお教えします」と書かれたボードを掲げていました。ボードの下の方に、「JW ORG.」の文字が申し訳程度に示されています。(最近はもう堂々と「エホバの証人」と掲げられなくなっているのでしょうか?)

 

クリスマスで活気に溢れている街の中、私はあまり見たくない思いでその場を通り過ぎました。

当然のように頭の中では、二女の姿が重なっていました。

あの子も今頃どこかの駅前で、クリスマスの賑わいの中、「クリスマスは聖書に書かれていない行事だ」と心で忌避しながら、こうして伝道しているのかと---。

 

今年はこの記事が最後になるかと思います。

来年は、二女のことはもちろん考えていくけれど、自分たちのことも色々やっていこうと思っています。そうしないと私たちの心が持ちそうにないからです。

 

二女への働きかけは、いろいろ工夫しながら続けたいと思っていますが、これまでのいきさつを自分たちの記録として今後も記事にしていこうと考えています。来年もお時間がある時に読んでいただけたらありがたいです。

 

ではでは、よいお年を!