就労支援に通っている半ばあたりから、どうにも調子が悪かった胃。


思い切って胃カメラをしようとして、ひとつめの胃腸科では無理に口から入れられそうになり、発作を起こして断念。

ふたつめの胃腸科では、最初にバリウムをすべきと言われ、さらにそれも嫌ならしなくていいと言われ、断念。


昨日は、みっつめの胃腸科でした。








麻酔を使い、眠った状態で更に鼻からのカメラというのに惹かれて予約しました。
パニック障害だと伝えると、では一般の診療開始より早くお越しくださいと言われ、早起き。

予期不安も強く出ず、電車に乗り。
さすがに乗り継いだあと、みちみち息苦しくて足を止めたけれど。

着いた先には、清潔でとてもお洒落な病院がありました。





まず、ずっと気になっていた心電図を しっかりと撮ってもらいます。

そして、胃カメラ。
消泡剤を飲む、ここまでは順調。

ところが…



麻酔、というか、鎮静剤が効かない。
これは、精神科にかかっていて、安定剤や睡眠導入剤を常用している人に多いそうで…

「もう一本、二本、追加してみて」という言葉が聞こえたけれど、結構意識ははっきりとしたまま。

カメラが鼻の中に入っていき…



無事、終了。
ついでに点滴のルートから血液も(いつの間にか)抜かれ、甲状腺やアレルギーの検査に回されていきました。


頑張れた〜!





さてこの胃腸科、兼内科の先生が、私は鬱には見えないと言いました。

処方を見ても、強すぎて合わない薬で逆に副作用が出ているのではないか?と。
母子関係が、小学校低学年くらいに見えると。
これでは、頭がぼーっとして何も手につかないのではないか、と。
喉がつまる感じというのは、言いたいことが言えない人に多い症状だと。





…おお、すごい。

私は躁鬱に近い鬱だとは言われていますが、しかし薬を飲めば、悲しくならない日もあります。
泣かない日もあります。

はじめて発作が出たのが小学校低学年、そして学校に行けなくなったのが3年生。
その時のまま、私は精神的に成長していないと感じています。

もともと読むのが好きな本も、あまり読めなくなりました。
ゲームも、ストーリーがないものしかできなくなりました。

そしてパニック障害が出た頃、つまり幼い頃、私はとても引っ込み思案で八方美人で、誰の言うことにも頷いていました。





先生は、それでも時に刃物を持ち出すほど荒れるのなら、入院もおすすめしますと言いました。
私はびっくり。
入院って、もっともっと症状の重い人がするものだと思っていたからです。

でも、私がかかっていた以前の病院は、とても重症な方が集まるところ。そういう場所ではない。

精神病というより精神疾患、ストレスを持った人が入る場所もあるんですよと教えてくれました。



その病院は、アルコール依存症と神経症の患者でほぼ全てを占めているというところ。
ストレスケア病棟というのがあって、そこに入院することは私でもできるというのです。






私はしたいです。
依存している母からも、毎日気を使う父からも離れ過ごすこと。
何より、もっと少なく弱い薬で、グループセラピーなどで症状を根本的に見直していくという理念。


今のクリニックは、まだ綺麗で新しく、居心地がいいです。
でも個人経営で、主治医はよく話を聞いてくれるけれど、心理士さんはいません。
もちろん、入院施設もありません。




入院…
かかる費用のこともあります。
何より、私が耐えられるかどうか、わかりません。

ただ、試してみる価値はあると、そう思うのです。







胃腸科での血液検査とピロリ菌の検査の結果は、来月聞きに行きます。
その時までに、色々考えておかなければなぁ。