こんばんは、高木優子です。
    
    
最近のトーカイ福井店・トーカイ武生店のクラフトバンドレッスンでは、多くの皆さんが、石畳編みのバッグを頑張っていらっしゃいます。
    
編むのは、単調な作業。
    
編みながら、透かし模様やチェック模様を作っていくものが多いかな。
    
    
    
模様があると、少しは紛れる手編み感。
でも、よくよく見るとデコボコ感。笑
    
これはね〜、手編みだから仕方がないんですよ。
    
全編み目の引き締める力を、ずっーーーと最初から最後まで均一にできればいいですが、なかなか無理ですね。
    
    
    
そこで、水で濡らして形を整える方法を書いてみますね。
    
    
    
     
編み上がった石畳編みの作品全体を水で濡らします。
    
私は、シャワーで水を掛けます。
    
霧吹きでもいいですが、私は思いっきり濡らします。
    
    
    
注意!冷たい水で濡らしてください。
    
お湯は厳禁です。
クラフトバンドが1本1本バラけます。
そうめんになってしまいます!
    
かごバッグさんは、寒くないです。
    
     
     
     
こんなふうに、乾いたところがないように。
    
全体的に均一に濡らしましょう。
    
    
     
    
滴り落ちる水を切って、成形します。
    
テーブルの上や床などの平らなところにタオルを敷いて、その上で整えていきますよ。
     
    
     
作品の内側に手を入れて、トントン叩きます。
    
デコボコ感が取れるまでトントンします。
    
    
    
ただトントンするんじゃなくて、他よりポコンと出ている編み目を見つけたら、指で押し込む作業。
    
一目ずつ確認しながら、全体が平らに平らになるように、またトントンしたり押し込んだりします。
    
かなり地道な作業です。
    
    
    
これを全体に。
    
     
     
    
時々、外側からも見てみます。
     
    
     
    
さらにデコボコ感を取っていきます。
    
一目ずつの作業です。
時には、列ごとの修正の時もあります。
    
気になる目を内側から押したり、外側から押したり。
    
    
    
出来るだけ細かい単位で、コツコツ頑張りましょう。
    
    
     
    
底も同じくです。
     
バッグの中に手を入れて、しっかり体重をかけて押さえつけて、平らにします。
     
ここでも、一目ずつデコボコを取っていきましょう。
     
    
     
    
透かし編みの目も、指を入れて形を整えたり、穴サイズを揃えたりしながら綺麗に整えていきますよ。
    
編み目の穴は、綺麗な六角形を目指します。
    
今回はニットのように、縦・横・斜めに引っ張って、編み目を整えていきました。
     
    
    
    
圧巻の編み目になりま〜す!
   
    
      
ここまでで私が掛けた時間。
20分。
    
これ、やってるうちにだいぶ乾いてきます。
    
    
    
ササーッと濡らしてパパーッと乾かして終わりっ!
ではないんです。
   
とっても時間をかけて成形すると、石畳編みの作品はちゃんと応えてくれます。
    
    
    
編むのも大変だけど、成形もそれ相応に大変な作業。
    
あと一息!な分、パパッと手早く終わらせたい気もしますが、ここは一番重要な作業と言ってもいいほど。
    
私が一番魂を込める部分でもあるのですね〜。
   
    
    
皆さんも、ココ!
頑張ってみてね〜♡
   
    
    

いつも応援いただき、心よりお礼申し上げますにこ、ゆうこ。

    

   

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