術前検査をひと通り終えて、今まで受診した領収書の整理をしました。(診療費の詳細は後日書かせて頂きます)

 

会計時に、領収書の他に診療明細書も貰うのですが、診療の内容が細かく書かれています。

職業柄、診療報酬明細書(医療機関が毎月、保険者に医療費を請求するための、病名や診療内容が書かれた明細書)を見る機会が多い私は、自分の明細書を見て、癌患者である事を改めて実感するのでした。

 

9月6日

・悪性腫瘍特異物質治療管理料(その他・2項目)CEA・CA15-3

癌確定後に腫瘍マーカー検査をすると、検査料では無く指導料として算定されます。

 

8月19日

・エストロジェンレセプター

・プロジェステロンレセプター 

・HER2/neuタンパク

・免疫染色病理組織標本作製(その他)1臓器

針生検の検査の追加分として、後日診療費が請求されていました。乳癌のタイプを調べる為の検査です。

次の受診の時に、これら4項目の検査の数値を詳しく教えてもらおうと思いました。

この時の私は、自分の癌が今どの様な状態なのか、詳しく知りたい気持ちで一杯でした。

 

何も判らない状態で不安な毎日を送るのに、精神的に限界が来ていました。

早く、少しでも安心したかったのです。