昨日のブログで、現在、夫が悪性リンパ腫(古典的ホジキンリンパ腫)の疑いで精査中という事を書きましたが

今日は、これまでの経過をここに書きたいと思います。



夫がリンパ腫疑いで検査となった後
いくつかの闘病ブログを読ませていただいて
病気判明までの経過や、闘病の流れなどを知り
気持ちの準備をして来ました。

同じ疾患でも、色んなケースがあると思うので
私もここに記録を綴って行きたいと思います。



夫:45歳 会社員  写真は末っ子(3歳)


◆肩にシコリが出来ているなと夫が気づいたのは、6月下旬。

その頃、私にも言ったらしいのだけれど
ちゃんと聞いていなかったのか😰
聞こえていなかったのか、
言われた記憶が全く無い私😩
(夫の声質が聞き取りにくいので、ちゃんと聞こえないのに生返事してスルーしてしまう事がたまにあるのです。。。)
何度も聞きかえすと、機嫌悪くなるしね。。



◆7月第一週のある日

「やっぱり腫れが大きくなってる気がするんだよね。どこの科へ受診したら良いと思う?」と言われて、見てみると肩〜鎖骨にかけて全体的に腫れている😣
(この時、触診すれば良かったのだけれどしなかった)

圧迫されているような気持ち悪さはあるけれど、痛みは無いとの事。
発熱も無し。



◆7月第二週の火曜日

かかりつけの内科医に相談ののち、紹介状無くても診てくれる総合病院を受診。

リンパ腫疑いで、採血とCTを撮る。

この時、両腋窩と鼠径のリンパ節も少し腫れてるけど、正常範囲内と言われる。
血液検査では、白血球数が高いと言われたらしい。(データは夫がもらわず)

念の為、リンパ節炎の可能性もあるからと、抗生剤を処方されて、1週間様子をみる事に。

それまで、「脂肪腫とか粉瘤とかかねー?」とのほほんとしていた私でしたが、
リンパ腫疑いでCT撮ったと聞いて
めちゃくちゃ落ち込んだ。
(まだリンパ腫と決まったワケでは無いのに)
この日からしばらく眠りが浅くなってしまった😢



◆7月第三週の火曜日

抗生剤飲んで、小さくなる気配は無く・・・
私には「変わらないねー」と言ってた夫ですが
医師には「少し小さくなったかも?!」と話したそうで、3週間様子をみる事となる。

私は、その医師の判断に不服だったのだけれど「3週間も経過観察となったのなら、悪いものでは無かったのかな?」と、自分をごまかした。



◆8月4日(火曜日) 

頭痛が酷いからと、体温測ると、37.8度💦
肩のシコリも大きくなって来て痛みが出て来ていると話す。
診てみると、明らかに肩は腫れ、鎖骨は埋もれ
首の付け根から鎖骨にかけてボコボコと1センチ大から5〜6センチ大のリンパ節を触れる。
(触診したのは、実はこの日が初めてだった私。
これが受け持ち患者さんなら、必ず触診するし、記録も取るだろうけれど、それをこの日までしなかったのは、どこか現実逃避をしていたからなのだと思います😭
そして、触ってみて、改めてショックを受けてしまった。。)

左肩の腫脹、分かるかな? 鎖骨は埋もれてます。

発熱に気づいたのはこの日が初めてだったけれど、「もしかしたらもっと前から頭痛ひどい時は発熱していたのかも?」と、夫。


翌日、予約より1週間早く総合病院を受診。

すると、初診時に撮ったCTの読影結果に
中縦隔に3.5センチ大の軟部陰影
縦隔リンパ節、鎖骨窩リンパ節の腫大。
縦隔腫瘍と考えます。リンパ節転移が見られ、胸腺癌などの悪性病変が疑われます。 』と書いてあると😭

その場で、大学病院の呼吸器外科を予約してもらったのだけれど、、、
予約日が何と! 3週間後😓
発熱し始めているというのに。。。



◆8月7日(金)

大学病院に直接、私が電話をして
病状を話し、予約日を早めてもらい
翌週受診する事となった✨


この日、同僚に「なんか、顔色悪く無い?大丈夫?」と言われる私💦
さすが、看護師。よく観察してるよね😊
事情を話して泣きそうになったよ。



◆8月12日(水)

発熱発覚後より、毎日検温。
朝は平熱。昼過ぎから夜にかけて37.3℃から37.9℃で経過。
発熱はあるけれど、風邪の時の発熱より身体は楽なんだそう。
家事なんかもよくやってくれているし
本人はのんびりしているし、よく笑うので
ついつい、「癌では無いんじゃ無いかな?
実は、あの出来事は夢だったのでは?」と現実逃避したくなる私がいた。

首から肩にかけて写真で記録をとる。


先週より、やや全体的な腫脹は増大しているか?
リンパ節は、それぞれ確実に大きくなっている。やや先週より緊満な感じにも感じる。
丸く、スーパーボールの様な硬さ。



◆8月13日(木)

大学病院へ受診(今回は、私もついて行く)
緊張して、昨夜、中々眠れない&早朝覚醒していた私😓

ベテランの医師の診察で
その場で造影CTの検査を入れてくれ
採血、尿、心電図、胸部レントゲン
造影CTと次々に検査を行った。

血液検査では、白血球数が高く
腫瘍マーカーも上がっていると。

CTでは、心臓の横に腫瘤があって
その周囲のリンパ節と、鎖骨窩、鎖骨上、腋窩のリンパ節に腫瘤が大小沢山。

という事から、
「悪性腫瘍の可能性が高い。
何の癌かを調べる為に生検しましょう。」と
すぐに処置室へ。

若い医師がエコーと鎖骨上のリンパ節生検(針生検)を行ってくれました。
ちなみに。生検の説明用紙には『原発巣不明のリンパ節転移疑い』と書かれてました。

結果は、1週間後。
そこで出た結果によって、治療法が決まります。



〈13日の血液検査データのピックアップ〉
LDH370
CRP6.88
腫瘍マーカーは、
CEA1.5
AFP3.2
CA19-9 〈2.0
SCC14.4
可溶性IL2レセプター880


毎晩晩酌が欠かせなかった夫。
総合病院の初診時より飲酒をストップさせていましたが
肝機能が全体的に少し悪くなっていました。

それと、お酒の代わりに毎晩飲んでいた高級ブドウジュースのせいなのか?
ヘモグロビンA1cも標準値、ややオーバー😭
(血糖値が慢性的にずっと高いと、この値が上がります。)

夫、踏んだり蹴ったり😅


肝機能の数値を見て
「お酒、飲んじゃダメだよ!」と夫に言うと
「え?! 全く? 週末とかでも?? 飲み会でも??」という返事😣

「ダメだよ! 抗がん剤やるなら、肝機能悪いと出来ないんだからねー!!!」と言うと
かなりショックを受けたようで、寝室に行ってしまいました。


どうやら、
腫瘍
リンパ腫
転移
というワードを聞いても、
夫は、全く自分の容態についてピンと来ていなかったみたいです😅



◆8月16日(日)

肩も重苦しいし、全身やや浮腫もある為
食欲低下している夫。
ハグした時に、肩周りが全体的に細くなった?!という気がした。

体重はビフォーを測っていない為
痩せたかどうかは、数値的には分からず。



◆8月17日(月)

朝、仕事へ行く旦那を見送る時に
いつもは言わないのに
突然「ありがとう」と言って来た😳

何それ!
辞めてよ!!
泣けて来るじゃないかー😭


◆8月20日(木)

写真では、あまり変わらないように見えるけれど

ひとつひとつのリンパ節は、確実に1週間前より大きくなっている。
左肩甲骨の辺りに痛みが出て来ている様で、ロキソニン飲んでしのいでいる。
心臓横の腫瘤が大きくなっているのかな?


(ここからは、昨日のブログと内容重複します)
先週の針生検の結果を聞きに、大学病院を受診。

どこかに出来た癌の転移では無く
おそらく古典的ホジキンリンパ腫では無いか、という結果でした。

もっと大きく検体を取って、詳しく細胞を診る必要があるので
来週、一泊入院してリンパ節生検の予定。


ちなみに。
長女が、昨日から微熱と頭痛😣
(食欲あり。味覚障害無し)
こんな時にコロナとか、本当に辞めて欲しい!!!



◆8月22日(土)

予約外という形の予約で(笑)
大学病院の血液内科を受診して来ました。

初診という事で問診票を書いていると
名前を呼ばれ、直ぐに診察に。
予約外なので、すごく待たされると思っていたから、慌てる私と夫😁

診察室に入ると、直ぐに
PET-CTの予約(他院にて撮影予約)
首の造影CTや心エコーの予約が手配され
リンパ節の触診や簡単な問診で、終了〜!

来週月曜に生検
木曜日にPET
金曜日に造影CTと、来週は怒涛の検査weekとなります。

それらの結果は、9月4日(金)に聞きに行く事となりました。
2週間後!!! 長いなぁーー😓

私のメンタルは落ち着いているのだけれど
一昨日くらいから、気管支が苦しい感じになって来ました😭
(私、喘息持ちなのです。喘息って、ストレスが影響するんですよねぇ、、。)