自分がズレてしまっていたと気づいた時
調和を保つ為には、渡辺先生の【セルフカウンセリング】を今一度やり直すと良いのかもと思い、去年、読み直して感動しました。

その本は、15年程前、自分が共依存症だと気づいた時に読んで感銘を受けていた本です。



セルフカウンセリング公式ホームページなんていうのもありました✨


そして
最近は、信田さよ子さんの本をまた読んでいます。

同じく15年前に出会ったアダルトチルドレン・機能不全家族というキーワードから辿りついた信田先生。

沢山の著作の中で、今回は



この2冊を読んでいます。

臨床で試行錯誤をしながら、臨床心理士として、依存症者やその家族。それから、DV加害者や被害者、アダルトチルドレンだと気づいてカウンセリングに訪れる人々と接する信田さよ子さんの著作は、とても面白いし、勉強になります。

15年前は依存症家族として、何とか幸せに生きて行きたいと思って読んでいたのですが

今は、民間資格での【カウンセラー】という名称で活動してみた後で読んでいるので
色々、身につまされる思いも感じています。


15年程前に出会っていて、でも一旦忘れていた方々の本をまた読み直すなんて、【原点回帰】してるなぁ〜😁と思っております。





そんな中、とある方が発信していた言葉を見かけて、考え込んでしまいました。

言わんとしている事は何となく分かるし
その後の告知記事を読んでも、

子どもの自己肯定感を育てようと
頑張って
頑張って
気を張って
自分を常に律し
子どもに怒ってしまって、子どもの自己肯定感を下げてしまった、、、と、自分を責めているお母さんや

本当は叱るような場面でも、子どもの自己肯定感が下がる事を心配して、叱る事が出来無かったり
どんな時でも子どもの言いなりになってしまっていたりするお母さんに向けて

そう書いているのだろうな、、とは感じました。

そういうお母さんたちに向けて
「そんなの気にし過ぎない方がいいよ。
心配しなくても、子どもは、ちゃんと育つからね😊」
と、緩めてあげる言葉を投げかけているのだろうな、、と。




子どもが育つ時に大切なのは、愛着というしっかりとした土台を築く事です。
その土台は、やがて子どもの自己肯定感へと繋がって行きます。

だから
まずは、ママ自身が、自分の土台をしっかりと育てる事が大切だと思っています。
(それ無しに、ただ子どもの土台や自己肯定感だけを育てようとすると、苦しくなってしまう事が多い様な気がするから。)
ここに関しては、発言主さんと、たぶん同意見なんだろうな。

上記の言葉は、ママの罪悪感を減らして、そんなママの土台を整えてあげる為に発した言葉なのだと思います。


母性神話など、育児の【正論】で苦しむお母さんが少しでも楽になる事は大切ですよね😊


でも、とてもセンセーショナルな発言だったので
あの言葉だけがひとり歩きしてしまった時、どんな勘違いが起きてしまうか?
という事を想像すると、ちょっと怖いな、、と思いました。





人は、自立への過程で
周囲と自分を比べ挫折感を感じる時期があります。
それがあるから、自分の特徴を客観的に知る事が出来るし、自分の進む道や求めるものが見えて来たりします。
周囲と比べ、その中で自分の得意な部分や長所を知る事があるでしょう。
それが、自己肯定感へ繋がる事もありますよね。

それから
子どもの頃、愛着が充分に形成されない環境で育った人も
大人になってから、その土台を自分で育てる事が出来ます。


でも、あえて1度、親が子どもの自己肯定感を潰す必要があるのかな?
(『育てる事に固執し過ぎ無くても大丈夫だよ。』と言うのと、『さっさと潰しちゃえ』と言うのとでは、意味合いが変わって来ないかな?)



親がずっと子どもと一心同体の意識で、子どもを守って抱え込むと、子どもの自立を阻んでしまいます。
共依存の親子がまさにこの状態ですよね。

それを防ぐ目的の言葉とも捉えられましたが・・・

言葉の持つ破壊力がスゴかったので
ちゃんとよく説明を読まないと、私には伝わって来ませんでした💦




ちなみに。

頑張り教を1度捨ててみて
それから、【罪悪感】を抱き続けている事が悪い事だと思って、それを手放そうとしてみて

頑張り教も、罪悪感も持っていても良いものだな、と今は思っています😊

以上
頑張り教のお母さんとしての、つぶやきでした😁




ちづ