娘を出産して、一年が経ちました。
きちんとした教室には通えていないけど、ベビーマッサージやベビーサインを本などを参考に取り入れたりして、やりたいなぁと思っていたことは今のところできています。
ちなみにベビーサインは20~30個、おしゃべりは5つくらいできるので、自分が食べたいものや飲みたいもの、見つけたものなどをおしゃべりと組み合わせて教えてくれるので、意思の疎通が図れているんじゃないかなと思っています。
娘が4ヶ月の頃から自分が覚えるのも兼ねてやってきたベビーサイン。
飽き性だし初めはサインなんて全く出ないのによく続けてこられたなあと思います。
話は変わりますが、私の出産は帝王切開でした。
親友・身内には帝王切開での出産をした人は誰もおらず、思いを共有することは絶対にできないと思っています。
だから、当時悩んでいたことも何度か思い出して未だに悩んでいることも話しません。
出産に関して仕方なかったとはいえ自分の中に悔いがあるから、同じようなことは繰り返さないようにするだけです。
こんな風にならない方法を伝えるのは、帝王切開で出産した人からこういったことを聞く、そんな思いをしてほしくないから、こんな風に整えていきましょう、お手伝いをします、それだけでいいと思います。
こうだから帝王切開になった、こうだから出産が大変だった…。
自分の妊娠中の生活、またはそれ以前を否定されてばかりでこれほど辛いことはありません。
確かにそうなのかもしれませんが、本人が経験して一番よくわかっているのではないでしょうか。
そんなことより、こんな気持ちを持ったままの子育てのスタートをどう乗り越えたらいいのかを一緒に考えてほしいと思います。
あるブログを見て、私はコメントを残しました。
出産でこんなふうにならないようにしていきます、というような内容なんですが、所々に“~”や“笑”と書かれていて不愉快でした。
帝王切開でもお産はお産ですよ、と言葉を並べつつ、やはり気持ちのどこかで偏見があるのだと思いました。
それならば、分かっているような慰めてくれるような言葉は不要です。
素人かと思いました。
助産師の方だとは…本当に残念です。
良かったです。帝王切開の身になって。
私にはその人の気持ちがわかる。
強がりなだけかもしれないけど、経験しなければわからないことだらけです。
娘には自分で産まれてこようとしていたのにごめんね、と思うことはあるけど、口にだしません。
産まれるときがんばってたね、お父さんもお母さんも知ってるよって授乳中に時々声をかけています。
これから先も後悔することはあるだろうけど、コツコツと小さな努力を重ねて娘と一緒にゆっくり成長していきたいと思います。
春からは育休を終えて働きます。
それに向けて、娘との時間の持ち方を考えたり、保育園の準備や私の準備も始めています。
3年しか育休がとれない中、二人目を授かりそのまま産休で育休延長…というわけにはいかないので、しばらくは娘のことを第一に考えて見守っていきます。
そして、しんどくなることは承知の上で断乳はせずに卒乳したいなあと思っています。
もちろん、娘と相談しながら。
読んで下さってありがとうございました。
このブログは、また治療再開するとき、娘が誕生日を迎えたときに更新しようかなと思っています。