今日は朝から発表会リハーサル、午後は千葉で毎週教えているクラス、夜は合唱の練習と目一杯詰め込んだ1日でした。


リハーサルでのこと。


私達にとって当たり前のことが、大人からバレエを始めて日が浅い人にとっては(経験の長い人でも)当たり前じゃないんですよね。


なぜできないのか、できるようにするにはどうしたらよいのか。

できるようになるために、すぐにパーフェクトを目指すより一段階目を目指したほうが確実。

質問もたくさん出てきて、私もわかってもらえる方法を考える。


すごく濃い時間が過ごせたと思います。


帰り道に生徒の1人とお話。


私は言語化がうまいのでわかりやすいそうです。

感覚的なことを人に、しかもベースがない人に教えるには教える技術も必要です。

私はダンサーの経験はないので、プロダンサーのような踊りはできません。

基礎の正しさとプロとして通用するかは別のことなのです。


技術的にできない部分を補おうと言語化を考えた結果、大人の生徒から「わかりやすい」と言ってもらえることが多くなりました。


わからないことをやみくもに高回数練習するのではなく、きちんと理解して踊ってもらいたい。

最初はあやふやなことも、本番には不安が少しでも少ないほうがいいですから。


生徒から質問しやすい雰囲気づくり、本当に自分で理解して踊ってもらうことが私の目標です。

生徒からの質問で、どうやって説明したら、どのように練習してもらったらできるようになるのかを考えることは先生自身の成長のチャンスです。