面白い記事を見つけました。
まずは読んでみてください。
私の振付に対する考え方と同じです。
なんとなくの感覚で最終的にはそのほうが良いと思ってやってきましたが、こうやって説明されると納得です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d229ab0e8798687a2123f445cd02bcdc8a215c4e?page=2
大人の生徒は
「一度に覚えられない」
と言う人が多いのですが、私はなるべく早く曲の終わりまで振り写しをします。
覚えやすい動きや音楽は人によって違うので、私が簡単と思ったところが生徒にとってもそうとは限らないからです。
また、全体的なイメージを持ってもらったほうが作品を作っていくのがスムーズだと思います。
その過程で私から見て新しい発見があることも。
そして一番の理由は少しずつじっくり覚えるまでやっていると、最初にやったところはどんどん忘れるから。
さらにそのようなやり方は最後の部分の練習回数が極端に少なくなってしまいます。
もしその部分が苦手で練習量が必要だったら?
本番直前に慌てたり、練習を詰めるのが一番良くないです。
細かいところは全部覚えられなくても、ザッと通して苦手そうなところから細かいところを説明したり直したり。
1回で全部やれ、はプロの話。
でもプロもじっくり練習はしていますよ、基本的には。
私は振付をあらかじめしっかり決めている部分と、部分的にその場で決めるときがありますが、途中で不都合なことに気づいたりよっぽどのことがない限り振付の変更はしません。
途中で振付を変えるのは生徒の大きな負担になります。
そして本番が近くなったら身体のコンディションを整えること、お衣装の扱いを覚えることに集中したいものです。
不安な本番より、終わってからの達成感や楽しさが勝ってほしいから。