X(Twitter)で最近見かける内容。
【筋肉は裏切らないけど関節は裏切る】
たしかに、という部分と「そうじゃないよ!」の部分と。
まず、筋トレは目的や人の身体の状態によって内容が変わります。
それは種目だけでなく、【負荷】【動くスピード】【レップ数(1セットの回数)】【セット数】【インターバルの長さ】【正しいフォーム】【応用したフォーム】【栄養】【休養】
これだけの要素があるわけです。
さらに個人差が加わってきます。
筋肉を大きく、見た目を重視したトレーニングはハードなもので、食べ物にもとても気を使わないとゴリマッチョにはなれません。
以前にもここで何度も書いていますが、私でレッグプレス90〜100kgです。
特にモリモリしているわけではありません。
ゴリマッチョな方々はものすごく努力されています。
その代わり、ハードな為に【健康】が犠牲になることもあります。
どんな運動も、やり過ぎは身体に悪いです。
私が普段指導しているのは身体の機能を上げるトレーニング。
私が指導しているのは基本的に女性のみ。(ジュニアクラス、スポーツクラブは男性もいます)
ほとんどの人が『普通』未満の状態です。
筋肉がない、関節の動きが悪い、常に何らかの不調がある…
こういう人を健康に導きます。
バレエは普通以上の身体能力が必要です。
「バレエでいつも同じ注意ばかりされる」
「全然できるようにならない」
人の多くが普通の筋力もないので、筋トレ&歩くところから直していきます。
こういうトレーニングはむしろ身体に良いものです。
要はやり方。
どのジャンルでも同じですね。
バレエもやりすぎは身体に悪いです。
健康を保ちつつ上達して楽しむ、身体を壊してでもとことんやりたいだけやる。
私は特に大人バレエは健康に気を使った指導をしています。
お仕事をしながらバレエをしていて、身体を痛めて日常やお仕事に支障が出るのは本末転倒では、と考えています。
健康あっての趣味、楽しみですから。
身体のキャパを上げるにはちょっとキツイ時があっても、プラスのほうが大きいレッスンを心がけています