私のところに相談に来る大人バレエの方のお話を聞いていると、知識もなく、指導力もないのになぜ教師として仕事を続けていけるのか不思議なくらいのことを聞きます。

その関節はそうは動かないよ、とか。


でも、私が怪我をしてから受けに行った数々のクラスの多くでとても良い指導者に出会いました。


それまではずっと同じスタジオにいて、先生が常に勉強されている方だったのでどんどん新しく学ぶことがあって他の所に行く必要性を感じていませんでした。


怪我をして両手バーの入門クラスから再スタートして、いつものスタジオでは時間が合わずやむを得ず他のスタジオに行くことになりましたが、そのおかげで視野が広がりました。


先日、いつも受けているクラスの先生が怪我をされて代行で来てくださった先生。

とにかくポジションに厳しくて、言葉は優しいけど求める内容が厳しい。

プロ、アマ関係なくその人のレベルに合わせて「もっと!もっと!」と言ってくださる。


昨日はちょっと家から遠いですがその先生がレギュラーで担当されているクラスを受けに行きました。

代行のときにお会いしたことを覚えていてくださって、ご指導にますます熱があせるあせる


帰り道、身体の調子が良くて体型まで変わったような感覚。

実際、一晩たつといつもよりバレエ体型に少し戻った自分がいます。


怪我をして太って(緩んだというか)、さらに去年から子宮筋腫のためにホルモンのお薬も試したりして、ウエストが数cm変わるほど太ったのがまだ戻りきっていません。


太ると感覚は鈍くなるので、余計に動きが戻ってこない。


その先生のクラスを受けるとしつこく言ってくださるのでもっと緩みを直そうとできます。

この2年ちょっとで出会った先生方は、中には二度と受けたくないレッスンの人もいましたが、ぜひ教えていただきたいと思った先生のほうが多いです。

ちなみに私より、年下の先生ばかりですよ。

お若い先生のほうが新しいことを学ばれて理論もよくご存知です。


まだまだ、お友達が先生のことを愚痴っている、不満を聞くことがあると言う話を耳にします。

私のところに来てくれた人は勇気を出して知らないクラスに来てくれましたが行動を起こしていないまま不満が溜まっている人も多いように感じます。


良い先生は大勢います。

長年悩みが解決しない人はちょっと勇気を出して新しい出会いを探してみるのも良いかもしれません。