去年から通い始めたスタジオで、わりとよくお会いするバレエピアニストさんがいらっしゃいます。


最初の頃、絶対にピアノの実力はあるのに踊りにくい弾き方でした。

バレエのパの抑揚やプレパレーションがないのです。


そういう場合、踊る側はとても踊りにくく、自分で緩急つけようとしても音楽に助けられる部分がなくなるのでかなり気を使って踊ることになります。

乗せてくれるピアニストさんの時よりもかなり疲れます。

クラス担当の先生からダメ出しされることもありました。


そのピアニストさんをしばらくお見かけしないな、と思って何ヶ月か。


久しぶりにお会いしたら弾き方が変わってとても踊りやすくなっていました。


既に職業として弾かれていても、新たに努力されたのだと思います。

バレエにも言えることですが、それはそんなに簡単なことではありません。


自分がレッスンを受けるときに、改めて音楽を大切にする気持ちを再確認しました。


また、ひよこ座でもピアニストさんにお願いしてクラスをやろうと思っていますが今年は7月〜11月まで本番続きのため、秋〜冬にかけてどこかのタイミングで企画する予定です。