スポーツクラブはスタジオ以上に色んな人が受けに来ます。
一つひとつ説明するとよくできるのに、リズムが苦手な人が多いクラス。
60分しかないレッスンで全部説明する時間を取るのは難しいです。
アップの後に三拍子と四拍子のリズム練習。
片手で拍子、反対の手でリズム。
四拍子は足で拍子、手で表拍・裏拍と休符。
ざわついたあと(笑)
すんなり音でできました。
表拍(アクセント)以外のところがいいかげんだと早くなったり遅くなったり、テンポやリズムが崩れます。
そうすると動きの反動も使えないので変な疲れ方をしますし、ある箇所に余分な負荷がかかってバランスの悪い筋肉がついたり、故障の原因になることもあります。
こういうリズム練習は小1で始めたピアノ教室のソルフェージュのレッスンで習ったものです。
40年近く経った今でもレッスンの様子は覚えています。
生徒達にもそのように身体に染み込ませてもらいたいです。
音楽より早く動いてしまう人が多いのですが、リズム練習で私が一緒にやっていても勝手に早くなってしまうことがわかりました。
指摘すると、自覚があった人となかった人と。
ここで、早くなってしまうかもしれないと意識してレッスンできた人は確実に上達します。
強制ではないですが何故かそういうときに頑なにやらないで見ているだけの人もいます。
見えているけどいちいち注意しませんが。
そのやらなかった人は順番も覚えず人を見てやるだけなので音楽にも合いません。
バレエの楽しいところって音楽に乗って踊るところだと思うんですけれど。
わかっている人は音楽のとおりに踊りますから、人のを見てやっている人は少し遅れるので音楽に合うことはありません。
本当に音楽と踊りが合うと、バレエの本当の楽しさがわかりますよ