昨日は珍しくレッスンをお休みさせていただいて、SNSでつながっていて以前からお会いしたいと思っていた歌手の方のリサイタルへ。


去年レ・ミゼラブル・メドレーで参加した副次的文化系合唱祭の立ち上げをされたルーサーヒロシ市村さんです。


ピアニストはいつもお世話になっている伊藤那実さん。

所属する合唱団Chœur vagueに興味を持ったのは那実さんが担当されるから。

昭和音大のご出身で、以前に大学と専門の違いがあるけど母校同じですね〜とやり取りしたことがあります。


お二人とも、私がTwitterでバレエのアカウントを動かし始めた初期の頃から相互フォローで、那実さんとはちょこちょこお会いする機会がありますがルーサー先生にもお会いできる機会を狙っていました。


昨日の演目はシューベルトの『冬の旅』超低音用。


動画では拝見したことがありましたが、やはり生の演奏は別格です。


ルーサー先生の声は柔らかい超低音で、例えるならコントラバスのような響きをお持ちです。

まさに声は楽器。


私はコンサートなどでピアノがある場合、自由席が空いていたらピアニストさんの手の動きが見える席にします。


縦位置は真ん中より少し前くらい。


空気や反響板の振動が耳にも体にも伝わってきます。

その響きが心地よく、人間の『声』の表現できるものの幅広さにワクワクしながら聴き惚れていました。


那実さんのピアノとのコラボが絶妙で、『親子のよう』と言われていることにすごく納得しました。


アンコールは同じくシューベルトの『セレナーデ』。

バレエってあまりシューベルトを使うことがないのですが、実は今まで交響曲のや各コンツェルト、オペラ『魔王』の一部しか聴いたことがなかったかもしれません。

たしかに、『歌曲の王』です。


調べたところ舞曲も多く作曲しているようなのですが把握してなかっただけかな?

レッスン曲ではたまーに聴きますね。

これから少しずつ聴いてみようと思います。

普段のレッスンでSpotifyを使っているのですが、こういうときにもさっと検索して聴けるから便利!


昨日、本当に行ってよかったです。

お休みに協力してくださった生徒の皆さんありがとうございました。