とあるバレエ用品オンラインショップで。
レッグウォーマーのレビューに
『すぐにずり落ちるし全然あたたかくない』
というものがありました。
そのレッグウォーマーは、私が愛用しているものです。
とても保温効果が高く、もこもこしすぎないので気に入っています。
私の太い脚にはちょっとピチピチです(笑)
このことから、レビューを書いた方がとても細くて筋肉量も少ないことが伺えます。
レッグウォーマーは電気毛布などと違って熱を発生させる仕組みではありません。
着けている人の体温を逃さないようにするものです。
つまり、その温かいはずのレッグウォーマーで温かさを感じなかった人は自分が作り出す熱が少ないのです。
全身のことになると色々書いて長くなりますので今回は脚(股関節〜爪先)に関して。
まず熱を作り出すのは筋肉、それを運ぶのが血液です。
冷え、寒がりの原因
・筋肉量が少ない
・筋肉の収縮率が悪い
・こっているところがある
・体に対して摂取エネルギーが足りていない
例えば、股関節の筋肉 がこっていると動きが悪くなり、そこから先の血流が悪くなるのでふくらはぎや爪先に冷えを感じやすくなります。
血液によって運ばれる栄養も足りなくなるので疲労が回復せず、固くなった筋肉はますます血流が悪くなります。
そうなると筋肉の動きも悪く、血液を送るポンプの役割を果たせません。
血流が悪い→筋肉が硬くなる→血流が落ちる→・・・という悪循環です。
だから疲労を回復させて筋肉の働きをよくして、栄養と水分を摂って休養もちゃんととることがとても大事。
硬い筋肉を無理やり動かして運動だけしても、筋肉が収縮していないのでトレーニング効果は下がります。
下手したら肉離れなどのリクスもあります。
筋肉は使うときにしっかり収縮、引っ張られたら伸び、血液を送るポンプの働き、熱を作り出す食べ物からのエネルギー摂取。
上記ができていたら、細身の人でもそんなに寒がることはありません。