私は自分のクラスを受ける生徒のポワントフィッティングには付き添うか、行けない場合はおすすめのシューズを教えます。


そうすると「こんなに親身になっていただいて…」と言われることもあるのですが、親身というのとはちょっと違うんです。


私は皆さんご存じのとおり、教えたがりなので。

本気で教えているから、ポワントが合わないというお金や物で解決できる問題で、できるはずのことができないのがとても嫌なのです。


バレエのテクニックを身につけること、身体づくりはコツコツ続けていくしかありませんからある程度は月日がかかりますし、一つできてもまた次の目標ができて、終わりがありません。


ポワントは合うものを見つけたらレッスンの質がとても上がります。

痛みもほとんどなく、踊りが上達します。


逆に合わないシューズを無理やりはいていては、どんなに頑張っても足の力だけで体重を支えるのには限界があり、動けるはずの動きもできなくなります。


ポワントは決して安くはないですし、馴染むまでも時間のかかるもの。

とりあえず試して合わなければ他のもの、、、とやっているわけにはいきません。

大人は時間がないので、1日も早く自分の足に合ったシューズを手に入れて、思う存分レッスンしてもらいたいのです。


私のクラスにいつも来ている生徒は私が付き添ったか、教えた型のシューズを履いています。


他の教室にも通っている生徒、少し前にそちらのポワントクラスを受けたらまっすぐ立てない人が多くて驚いたそうです。

ひよこ座の生徒は大人から始めた人もしっかりフルポワントができます。

動きを理解して、正しい順序で練習して、シューズが合っていたら、バレエシューズでできることはフルポワントでもできるようになります。