時々X(Twitter)で話題になります。


・月謝やレッスン料は新札にするべきか否か

・「レッスン時間ぴったりに到着して」早いと先生も忙しく他のことをしているかもしれないから


直近に見かけたのはこの2点。

ピアノの先生だったかと思います。

同意する意見が多いように思いました。


何人か「みんな同じではない」と言うようなことをつぶやかれていて、私もつぶやきました。


気になったのは到着時間。

バレエを教え始めてびっくりしたのが【レッスン開始時間=スタジオに到着する時間】と思っている人がすごく多かったこと。

特に子どものクラスの親御さんに多くて、それからトイレに行かせて、着替えて、とするので当然レッスンが先に始まってしまいます。


そういう場合には準備を済ませる時間がレッスン開始より前ですよ、と教えます。

やらないとかできないんじゃなくて知らないんです。

教えるしかありません。


そのことが謎でしたが、ピアノの先生の多くがぴったりに到着してとおっしゃっているのを見かけるようになって、その感覚のままバレエにも来るのかな?と思いました。


また、ベビーシッターで習い事送迎などをしていたときに知りましたが公文は時間がはっきりとは決まっていないそうです。

あやふやですが、課題が終わらせられればよいとか?

その経験しかないと、だいたいでよいと思っている人もいるかもしれません。



私の場合

バレエ→レッスン開始前に着替え終わってストレッチやアップを済ませる。今はスタジオによって10分前に着替え終わる、30分前には到着する、と基準を分けています。

オープンクラスは30分前から受付開始のスタジオが多いですね。


ピアノ→昔習った先生も今の先生もご自宅に防音室があり、レッスン開始時間の少し前には到着して、時間になったらすぐに始められるようにしてねのタイプ。

今の先生のところでレッスンを受け始めて少しした頃Twitterで見かけたからと、時間を合わせるためにお家の前で待っていたら「そんな待たないで中にいらっしゃい」と呼ばれました。

前後の生徒さんと同時に部屋の中にいることがあります。

これは他の生徒さんの練習も聴けるので勉強にもなって、良いと思います。

これはレッスン時間=レッスンをする時間のケース。

インターホンは鳴らさず、勝手に(誰もいないところで挨拶はしますが)入って行くシステムでした。

ぴったりにして、とおっしゃっている先生はインターホンを鳴らすのがレッスン開始時間とおっしゃることが多いようなので【予約(レッスン)時間=その人のための時間】ということなのでしょう。


声楽→先生のご自宅でのレッスンで前後に生徒が重ならないようにされているようです。

電車の移動時間が長いため電車遅延で遅刻したこともあります。「ぴったりに着きます」「◯分遅れます」のようにLINEで連絡をします。現代的ですね。



バレエの先生で

「大人なんだから」

「私はバレエを教えている」

と、注意も説明もしない人も多いのですが、大人でも経験がないことは知りません。

説明がなければ、他のお教室に通ったことのある人に聞いて真似したとして、別のお教室で通用するかはわかりません。


バレエの先生の常識は世間一般の常識とは限りません。

音楽業界も然り。


私はこの人わかってなさそうだな、知らないのかな?と思ったらなるべく早く確認するようにしています。

【当たり前】の認識のズレでやめてしまう生徒がいたら悲しいですから。

そういうことって生徒にとってもストレスだったりします。

はっきりさせたほうがお互いのためです。