大人がバレエを始めたきっかけをたずねると、
「姿勢を良くしたかった」
「シェイプアップのため」
「しなやかできれいな筋肉をつけるため」
「ずっと憧れていた」
人によって色々です。
憧れていたのも、バレリーナのイメージがあると思いますので自分がそうなりたいとか、少しでも近づきたいとか、そのような思いがあったと考えてよいかと思います。
残念ながら、ただバレエのレッスンを受けるだけではあまり変わらない場合が多いです。
・バレエの技術の習得
・注意されたことを忘れない
・注意されたことをやろうと気をつけながらレッスンをする
・先生の注意をよく聞く
・レッスン以外にできることをやる(ストレッチ、エクササイズなど)
レッスンを受けながら考えることはたくさんあります。
大人は鍛えることや練習が多いほどよいと考える人も多いのですが、体力や時間の限界があります。
また、筋肉は【使う=縮む】ため、ストレッチは別にやらないと縮む一方で、疲労が溜まって硬くなります。
縮こまった筋肉は短くなった分厚みが出るので太く見えます。
レッスンで動きを気をつけつつ、セルフケアなどの努力も必要です。
もちろん、【なんとなくレッスンに参加して楽しい時間を過ごして、お家では何もしない】という人がいても良いのです。
バレエに生活の中でどのくらいのエネルギーを注ぐかは人それぞれ。
ただし、身体を変えたいなどの目的がはっきりしていたり、バリエーションを踊りたいなどの目標があるなら、やったほうがよいことはたくさんあります。
ほんのちょっとの努力の積み重ねが目標への近道です。