先日誕生日を迎えて44歳になりました。
私の中でちょっとした区切りでした。
私が20代のときに、仕事で関わった方で突然死された人が3人います。
30代後半の方が2人、43歳だった方が1人。
朝起きてこなくてご家族が見に行ったらすでに亡くなっていたというケースです。
皆さん健康には気を使っていたはずなのに…
40歳になったときに、
「ああ、あの人たちの年齢を越えたんだな」
と思いました。
41歳のときにアキレス腱のケガをして、
「やっぱり気をつけないといけない年齢」
と思いました。
44歳になって彼女の年齢を無事に乗り越えたな、と考えました。
私の母は病気で59歳のときに亡くなっています。
体調を崩した最初は54歳、その後入退院を繰り返しました。
生徒でその年齢以上の方がいると
「元気にバレエを続けていられてよかったねぇ」
と心から思いますし、今後も元気に楽しく続けてもらいたいと思います。
自分も毎朝目が覚めたら
「あ、生きてた」
と思う癖がついています。
だから、ずっと睡眠を削りながらやりたいことをやってきた生活をケガをきっかけに見直して
・食べるものをきちんとする…とりあえず栄養摂れればOK⇒質の良いものをバランスよく
・睡眠時間を確保する…5時間寝られたらまぁまぁ⇒7時間以上
・やりたいことを絞る…あれもやりたいこれもやりたい睡眠削っちゃう⇒子ども服とバレエスカートの製作・販売を諦めた
ことをやりました。
その結果、バレエはもちろん他のやりたいことも質が上がりました。
何より身体が楽です。
限界の状態で無理しても何も生み出せません。
朝晩の気温差が大きい今の季節は人によっては身体に負担を感じます。
生きていることは当たり前じゃないので、少しずつで良いので気にして生活して、バレエも人生も楽しんでもらいたいです。