バットマンタンデュのときに皆さんが意識していることは何ですか?


スポーツクラブは全員が毎回受講するわけではなく、たまにしか来ない人や1回しかお会いしない人もいたりします。


祝日に普段お会いしないメンバーさんが来てくれて、気になったのがプリエをしゃがんで立ち上がってみたいに考えてそうな人が多いことと、バットマンタンデュの間違い。


バットマンタンデュのことはフランス語圏の先生はバットマンデガジェとおっしゃいます。

私も実際の動きを説明するにはデガジェのほうが合っていると思います。


dégagéは『解放された』の意味。

battementは『ビート』、ビートを刻むとかのビートです。


つまりリズムを刻みながらつま先からエネルギーを解放する動き。


間違いとは、つま先を丸めて膝や足首に力を入れて自分の方に引く動きになっている人が多かった点。


これは本来の動きを知らない場合もありますが軸足が不安定だとデガジェができないというケースもあるかと思います。


動脚を思い通りに動かすために軸がしっかりしていないと、自由な動きはできません。


また、つま先を床に押し付けて足指を丸めるのも間違い。

正しいつま先の伸ばし方ができていたら、つま先は床から離れず、しっかりデガジェ(解放)ができます。


さらに床に恨みでもあるかのようにこすりつけるケース。

バットマンタンデュは床をこすらないといけないのではなく、正しくできたら床をすべらせる動きになります。

床を削るようにゴシゴシやるのは間違い。


まだまだ、きちんとした動きを知らないままレッスンを重ねている人が大勢いることを残念に思います。

バットマンタンデュが間違っているということはルルヴェも違っているということ。

そういう人はおそらくア・テールでの重心の置き方も違うはず。

ひよこ座は現在満席で、私の時間に限りがあることがもどかしいです。。。

ティップネスのレッスンは人数に余裕がありますので受講を検討してくださった方がいらっしゃいましたらぜひ。