私は父親似で赤ちゃんの時からずっしり重量系、筋肉がつきやすく小学生の時から脚の細い子を羨ましく思っていました。
生まれつきだから脚の形は変えられない、と諦めていました。
このところ「脚きれい」と言われることが増えたので過去の写真を探してみました。
私自身、踊りだけでなく骨格的にも「ダンサーに向いてないからダンサーを目指してはダメ」と先生に言われたくらいなので、プロのダンサー経験のある先生より生徒さんの気持ちや感覚がわかると自負しています。
最近出会った生徒には、「その悩みわかる!」と言ってもなかなか信じてもらえないので。。。(笑)
あえてできないところも見せていくスタイル。
努力で変えられることもあります。
5歳の初舞台のとき。
トレーナーさんや、リハビリのときに理学療法士さんに見せたら「脚が大人みたい」と驚かれた筋肉(笑)

この後にthe昭和なスパルタバレエレッスンをたくさん受けて、外側の筋肉がムキムキと成長していきます。
直すことが必要と知ったときには成長期が終わっていました。
10年以内です。
パーソナルトレーニングを受けて調子が良くなっていましたが以前に担当のトレーナーがおやめになってしまって、トレーニングをしていない頃。
バレエをするたびにあちこち痛くなり、この後に今のトレーナーについてトレーニングを再開します。
脚の筋バランスが悪いということは全身のバランスが悪いので、太っていますね。
反張膝もむくみもひどかったです。

5年前、すごく久しぶりにまともに舞台で踊ることになったとき。
パーソナルトレーニングを再開して少したって、一番落ち込んだときからは抜け出せそうでしたが重心は安定してませんね。

先日の本番の動画から。
お教室のリハーサルと重なって観に来られなかった担当クラスのジュニアに動画を見せていたらみんなが
「この脚のきれいな人だれ?」
「ほんとだきれいー」
と言い出したのです。
出番を待っている私。
先に載せた写真のときと違って脛骨、距骨に重心が安定しているので全体的に外側の余分な筋肉が減って内側が使えています。

中高生の生徒がその違いを見分けられたのも感激。
普段教えるときにはレッグウォーマーをしていて、その教え先では発表会も裏方に徹しているのでタイツだけの脚はほとんど見られたことがないかも。
【骨太で筋肉質】というベースは変わりませんが、筋肉の使い方で見た目をスマートに見せることはできます。
もちろん、見た目が悪いときはバランスが悪いのでバレエのテクニックも落ちます。
筋肉の見た目はバレエ上達のバロメーターでもあるのです。