9月10日に発表会本番が迫っているので発表会ネタが多くなります。


大人の生徒は

「速く動けないから」

という理由でゆったりした曲を希望することが多いのですが、ゆったりした曲はとてもとても難しいです。


パとパのつなぎ、音の長さがある分の動きの割り振りがかなり上級者向け。


ちょっと速いのでは?と感じるくらいのリズムで乗りやすい曲が比較的踊りやすいです。


また、ゆったりした曲だとゆったり動けば良いと思っている人も多いタラー


そうとも限らないのです。

バランスや上半身のポール・ド・ブラ、動きをより大きく膨らませることでゆったり見せているのであって、のんびり動いているのではありません。

本当にゆっくり動いたら、見ている人は眠くなってしまいます。

結果、とってもハード!


今回の発表会ではソロの他にも

・そこそこ動ける経験あり→バレエシューズでしっかり踊るペア

・本番の時点でポワント歴2年、バレエ歴2年半の生徒でペア

の曲があります。


前者はしっかり動きたいから程よいテンポでノリの良い曲、後者は少しゆったりして慌てない程度の速さの曲、を選びました。


振付自体もですが、選曲もとても大事な要素。


生徒がやりたいこと、というのは演目のことだけでなく、挑戦したいのか、勉強したいのか、しっかり踊れるようにしたいのか、といったことも含みます。


曲とお衣装の候補いくつかから生徒にも選んでもらった結果、雰囲気の合うバリエーションで さらに右足の負担が少ないもの、と自分の曲を選んだら、私もなかなかハードな曲を選んでしまいました昇天

やはりバリエーションは難しい。

本番まであと1ヶ月!