気になる記事が。


https://www.yomiuri.co.jp/national/20230702-OYT1T50017/ 



私の周辺のトレーナーさんは
「あり得ない!」
と憤慨しています。

トレーナーは資格がなくても名乗れます。

私もまだ資格を取っていません。
資格がなくても実力があれば口コミなどである程度人は集まります。

私の場合、最初にトレーナーになろうと思ったときはバレエ専門トレーナーになって、バレエで身体を痛めている人を救いたいと思いました。

でも20年ちょっと前のバレエ界は
「バレエのレッスンをやっていればトレーニングは必要ない」
「大人はうまくならない」
「痛くて当たり前」
だったのでトレーニングをやろうとする人が皆無で、まずはレッスンでトレーニングの必要性を教えていかないと無理だと気づきました。

22年がむしゃらにやってきた結果、いつも休み無し、現在は満席のため実績と経験が増えて資格がないままここまで来ました。

数年前に資格だけでも取っておこうと思ったのですがなにせ休みもないので試験を受けに行くこともできなかったのです。
これから試験対策の勉強をして資格は取ろうと思います。

おそらく、記事にあるようなトレーナーは数十時間の研修を受けただけとか、そういった類だと思うのですが…
そういう施設もあります。

取るのが難しい資格を持っている人でも「ウェイトはしっかりかける方が良い」と、その人に見合わないウェイトを使わせているのを見かけたこともあります。

トレーニングの目的だけではなく、運動経験や動きの癖、姿勢、その人の身長に対しての体重、食事の傾向、、、トレーニングの内容と強度(負荷と回数)を決める要素はたくさんあります。

ただ重くキツければ良いというものではなく正しく動けるか、ということも大切です。

トレーニングにも練習が必要です。
いきなり重いウェイトを使ったらケガをします。
軽すぎると効果が出づらい。

そこを見極めるのもトレーナーの力量です。

トレーニングは安全で健康であるもの。
バレエと同じですね。