「〇〇(筋肉の名前や箇所)を使って」

という教え方をする先生はまだまだ多いようです。


本当はそれは指導ではないと思うのですが、ここを読んでくれている生徒側の人には知っておいて欲しいこと。


筋肉を使うとは、力を入れることではありません。


筋肉にギュッと力を入れても骨は動かないことがあります。

または動いたとしても自分の方に末端を引き寄せる動きになります。


筋肉自体の動きは縮むことしかできません。

力を入れたら短くなります。



でも骨を動かしたときには筋肉は絶対に働いています。

動かし方の質によって、筋肉の使われ方が変わるのです。


トレーニングにしても、バレエにしても、他の種目にしても、筋肉を使おうと思うのではなく、『どのように動いたら?』と考えることが必要ですし、指導が必要です。