以前にも同じような題名で書きましたが、まだまだ甘かったあせるということを書きたくなりました。


まず、痛みがなくなったからと言って回復はしていません。

痛みがなくなったからと元通りレッスンしてしまうと怪我を繰り返す可能性が高まります。

なのでテーマを『ケガの予防』にしました。


痛みがなくなって動くことの何が問題なのか?


①痛みがなくなっても組織は回復していない


②筋力の低下


③痛むところをかばったことによるバランスの崩れ


④上記3つにより均衡が取れなくなる


最初にアキレス腱炎になってから2年3ヶ月たちました。

今一番苦戦しているのが均衡が取れないこと。


晴れて昨日グランジャンプの許可が出るほど回復していることがわかりました。

筋力も戻りつつあります。

まだジャンプやルルヴェのときは気をつけないと右足だけ遅れる。

速いテンポのピケターンやグランフェッテはまだ難しいです。


この状態で無理やり踊ると、力を入れてなんとかしようとしてまた同じところや他のところを痛める危険が高まります。


生徒たちもまれに学校など意外とバレエ以外のところで捻挫をしたなんてこともあり、痛みが引いてきても

「〇日までは片足ルルヴェはやめておこう」

「ジャンプは来週から少しずつやってみよう」

と言うと「えーえーん 早く動きたい」となるのですが…


ケガをしたときを10として、痛みが引いてきたとき2〜3、早く動いたことで5〜6になることもあるわけです。

ケガの内容や程度によりますが、動く量に対して回復の間に合う0.5〜0まで我慢。


理屈をわかっていると、無理したくなくなります。

私がまだグランワルツをやらずにいるのを

「我慢して偉い」

と言われることもあります。

でもやっぱりケガの悪化と再発のほうが怖いから。


☆痛みが引いてきても、ドクターや先生からOKが出るまで激しく動いてはいけない


☆リハビリ(病院で見てもらえないならトレーニングやエクササイズ)をしてから復帰


☆いきなり元通り動かない

 片足で立つ→両足ルルヴェ→片足ルルヴェ→両足ジャンプ→片足で跳び両足着地→片足着地、と進めていきます