【基礎は一生】の意味を考えてみたことはありますか?


言葉は知っていても意味はぼんやりしているかもしれません。


私は

・基礎の習得に一生をかける

・基礎は身についても一生磨き続けるもの

・正しい基礎は一生もの

ととらえています。



先日「バリエーションの曲を毎日聴き込んでいたらさすがに飽きそう」と言ったところ生徒から聞かれました。

「先生でもそんなに!?」


CDの音源を使うので、録音された音のタイミングをつかんでおかなければ踊れません。

パフォーマンス用の音源はシンフォニックな演奏とも違いますが、振付に合わせて緩急・溜め・リタルダンドなどがあり、それは聴いて覚えるしかありません。

スタジオで踊る練習をできる時間は限られているので、できるときにできることを。


音を聴き込む、イメトレに関してはどれだけやってもやり過ぎはないと思っています。

筋肉には限界がありますから。


ケガをして以来、入門から再開してやっと最近初級や中級のクラスを受けていると担当の先生にまで「もっと上のレベルのクラスを受けたらいいのに」と言われることもあります。

でも基礎の根底は変わらないので、足がまた悪化しないことを最優先にして受けるクラスを選んでいます。

ちなみにまだグラン・ジュテ(大きくジャンプしての片足着地)は許可が出ていません。


道のりが長いのでその間に基礎を見直し、基礎を磨きます。