今度の発表会の振り付けにアントルシャが入っている生徒がいます。
他の先生のクラスにも行っている生徒、アントルシャは空中で太もも・脚全体を打ち付けて入れ替えると習っていたそう。
また、他の生徒ですがカブリオールを空中でしっかり脚同士をぶつけると習っていた人もいました。
これらのパは空中で脚はぶつけません。
物理的には当たりますがぶつけるという表現から動きをイメージしている限り、本来の動きから遠ざかります。
身体を引き上げる⇒限界まで伸ばすと、内側に集まる力が働きます。
集まるとあたり、反動で離れます。
カブリオールのような場合は、このときに体軸はキープしたまま脚の動きを開放します。
上記のパがうまくできたとき、決まって生徒が口にするのが
「え? これだけでいいの!?」
つまりぶつけようとして無駄な力を入れすぎるからうまくできないのです。
アントルシャ、カブリオール、ブリゼ、その他バットゥリーの入るパに共通することです。