個人レッスンの生徒。
身体を整えるレッスンに慣れて、軽い負荷に余裕が出てきたのと、レッスンの間隔が少し開いたときでも良い状態を維持できているので負荷を上げることに。
やっと【筋トレ】の域に入ってきました。
筋トレ未経験者の流れとしてはこんな感じ。
①ほぐす、関節を動かす、ストレッチ、整える
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②筋肉が動くようになってきて動き始めるとだるい、でもレッスン後はスッキリ
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③繰り返したエクササイズは少し楽になってくる。レッスン後の良い状態を維持できる時間が長くなってくる。
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④筋肉がきちんと働き、代償運動が起きづらくなると主動筋にしっかりと負荷がかかるため疲れを感じる
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⑤余裕が出てきたら負荷を上げる
いきなりしっかり負荷をかけたトレーニングはしないことが多いです。
まずは自重で。
代償運動=主動筋の働きが足りないため、またはフォー厶が間違っているため、動きを理解していないため、などの理由により周辺の他の筋肉を使ってしまうこと、が起こっては充分な効果は得られません。
トレーニングやエクササイズを教わって、あまり負荷を感じないと「なぁんだ、こんなの楽ちん〜」と喜ぶ人もいますが、それは大きな間違い。
筋肉は感覚のセンサー。
筋肉が働かないために感じないのです。
筋肉量が少ない場合も感覚は鈍くなります。
この感覚がないことを、「負荷が軽すぎる」と思い込む人もいます。
これで勝手に負荷を上げてケガをしたり、筋肉量が減ってしまったり、トレーニングは疲れるものと思い込んでしまったり間違った方向に向かうことになる人も。
筋トレは、段階を踏みましょう。
正しい筋トレは美容と健康、バレエ上達に繋がります。