振付を覚えられない人の特徴として、8カウントを数えられないという点もあります。(個人差はあります)


私は大人の入門〜初中級、幼児〜小学生のレッスンでは基本的に8カウント×偶数でアンシェヌマンがまとまるように計算しています。

ジュニアの大きい子、大人でも慣れてきた人のクラスではわざとずらした振り付けにしながらも拍感を失わない練習をすることもあります。


8カウントごとに振付のフレーズを変えると音楽のフレーズとも一致します。


8カウントごとということは少し細かく分けると4カウントごと、大きい枠にすると16カウントごと。


一連の動きが3カウントや5カウントになったら音と動きがずれるので、違和感を感じてほしいのですが気づかないままやり続ける人もいたりします。


自然に音楽に乗れないなら、まずはカウントを数えながらやってみることをおすすめします。

何回もここで書いていますが、音楽に対してどのようにパを当てはめるのかわからないと動くスピードを決められません。


それで動けなくなって

「順番が覚えられないあせる

となったりするのです。


また、次々と一人またはグループでやるディアゴナルでも、はっきりとした指示がない場合でも8カウント区切りで出るようにします。

私が指示を出さないと、適当なタイミングでスタートしてしまう人もいたりするのですが、スタートがずれるということは全体が音楽とずれます。

振付やスタジオの広さ、参加人数などによって判断するといいですね。

16カウントごと、32カウントごとのほうがメロディとも合います。


順番を覚えることや、何ができないのかわからない、なんて人はカウントもしっかりと数えるようにしてみると、内容が頭の中で整理されるかもしれません。