題は個人レッスンの生徒の言葉。
最初に会ったときは筋力がなさすぎて、どうにもならなかったので「まずは筋力をつけましょう!」と関節の動きを出すことから始めました。
ごく軽い負荷のエクササイズから、半年以上たった今はいわゆる筋トレの域に入ってきました。
ほんの少しですがバーレッスンもして、バレエの動きに繋げていくことも学んでもらいます。
このところ姿勢が整い、身体の良い状態がどんなものなのか理解してくれるようになってきたら題の言葉が出てきました。
さらに「以前に力んでいたのは筋力がないから、筋力がないと力が抜けないと先生が言っていた意味がわかった」「骨に乗ることが理解できた」とも。
ここでいう筋力とは、俗に言う『バレエの筋肉』のことではなく自分の体重を支えて、ある程度動くことができる基礎筋力のことです。
力を抜いて、リラックスして、とよく注意される人のほとんどが筋力がないことで力まないと立っていられないのです。
立っていられないのにバレエを踊るなんて無理な話です。
本当にバレエが上手になりたかったら、筋トレは必要です。
私の生徒は50代〜60代が中心。
年齢は関係なく、きちんとやったらやった分伸びます。