新しいテーマを作ってみました。
『バレエと音楽』
バレエと音楽は密接な関わりがあります。
ただ音取りを気にするだけでなく、
どの時代にどのような背景で作られた?
作曲家はどんな人?
誰のために作られた曲?
何拍子?
音楽を理解するためには考える要素がたくさん。
第一回は『アイリッシュダンス』
今度、私が担当するセブンカルチャークラブ武蔵境のジュニアバレエのスタジオパフォーマンスでルロイ・アンダーソンの曲を使います。
その中の一曲『The Irish Washerwoman』(アイルランドの洗濯女)
この曲を選んだのは理由がありまして、選曲をしていたときに8分の6拍子の曲のことをこのブログで書いていました。
アイリッシュダンスのジグは8分の6拍子の曲のこと。
ダブルジグ=8分の3のダブルと表すこともあるそうです。
それに対してトリプルジグ=8分の9拍子というものもあります。
これは子どもたちの良い勉強になるのでは?と、3年生と5年生の3人組に踊らせることにしました。
テンポの速い六拍子は二拍子のような音の取り方になりますが二拍子ではありません。
三拍子がひとまとまり、でも四分音符一つとは違う。
なら三連符で!
とーっても似ています。
でも全く同じではないですよ。
拍子が違えば演奏の仕方も違い、踊る場合も乗るリズムが違います。
タランテラもちらっと聞いただけでは二拍子のように聴こえる曲もありますが8分の6拍子で、イタリアの民族舞踊の曲。
ちなみに同じアイリッシュダンスでも『リール』は4分の4拍子。
こちら、『irish washerwoman』ルロイ・アンダーソンの器楽曲ではなくて原曲かと思います。
アイルランドらしい響きとリズムですね。https://youtu.be/_6hmqAHE1gk
『〇分の〇拍子』が同じでも、曲の生まれた経緯や国が違うので、それも知っていると踊りのイメージが作りやすくなりますよね。
三拍子はバレエに登場する割合が多いですね。
ワルツとメヌエットとマズルカとポロネーズとかも話し出すと長くなります(笑)
少しずつ書いていきたいと思います
