気軽に動画サイトやSNSで情報が手に入る時代、足裏トレーニング、足指を鍛える…
エクササイズやトレーニング動画などもよく見かけます。
基礎レッスンの中で、きちんとした動きを教わっていたらある程度は自然に鍛えられていくのですが、それが全く無い場合にいきなり負荷の高いトレーニングをしても効果がないばかりか故障や痛みにつながることもあります。
以前に書いた『代償運動』です。
本来の動き方、使い方を知らないのに負荷をかけた自己流トレーニングをして、狙ったところは使えずに他の筋肉が働きを代償して余計にバランスが崩れることもあります。
適切な内容と負荷は知識と経験のある先生に確認しましょう。
ちなみに私が足指が本当に弱い、使えない人にトレーニングとしてやらないもの。
・タオルギャザートレーニング
・ゴムバンドで抵抗をかけたトレーニング
タオルギャザートレーニングはつま先を引き寄せ足指を丸める動きで、使う筋肉も動かし方もバレエとは違います。
バレエの補助として行うトレーニングではありません。
ゴムバンドで抵抗をかけると、代償運動が起こりやすくなります。
足指のトレーニングをしようとして代償運動が起こりやすいのは膝下の筋肉。
足首の動きが悪くなったり歪んだりして痛みが発生することもあります。
正しいトレーニングは動きの見た目だけではなく、動かし方が大事。
真似してもきちんとできるかわからないので動画などは載せません。
ちなみに私のレッスンでは、グループでも個人でもやっていますよ。
レッスンを受けている人はレッスン中に説明していますので、「え? 知らない」なんて思ったら、次回は説明もよーく聞いてくださいね