大人バレエでも、途中から担当を変わったジュニアでも、だいたい一回は言われます。
「先生ていつもテンション高め」
「機嫌悪いことないですね」
わかります。
私が子どもの頃に習っていた先生は日によって機嫌が良かったり悪かったり。
先生をイラつかせないようにビクビクしてレッスンを受けていました。
私の母はそれもわかっていて、でも私が「行くのを嫌がらないので静観していた」と大人になってから聞きました。
今なら「間違っている!!」と言い切れるのですが。
今でも変わらず機嫌に左右される先生がいる話は聞きます。
スタジオに入るとわりと気持ちが一定になる私には理解できない感覚なのですが…
何でそんなに機嫌が悪くなるのか?
『生徒=客』ではないとはいえ、お金を払ってバレエを習いに来ている生徒に八つ当たりってどういうこと???と思います。
機嫌が悪い時はお友達にも八つ当たりするのかしら?
友達いなくなりませんか?
私もたまには「ダンナ、ムカつく!!」などと友人と愚痴り合うときもありますが(笑)
生徒とも「私のやること増やしてくれてもう!」なんて笑いながら話すことはあっても。
家族以外に不機嫌なままでいることってないです。
舞台で踊るとき、機嫌が悪いまま踊る?
もし「舞台では笑顔で!」「表現して」と指導している先生が、自分の不機嫌を生徒に見せているとしたら矛盾していませんか?
プライベートで機嫌が悪くなることがあっても、生徒には関係ありません。
生徒ができないからイライラするなら教え方を工夫してできるように導けばよいのです。
生徒に気を使わせるなんて、仕事をしている大人としてあってはいけないことです。
お互いに普通に気遣いや思いやりがあれば良いと思います